こんにちは。
とあるメーカーで海外営業に関わって20年超の神高(かんだか)です。
仕事柄、まれに弁護士さんと打ち合わせすることがあるのですが、胸に付けた「向日葵(ひまわり)」と「天秤(てんびん)」バッジを目にするだけで、権威を感じます。
一方、取引先の通関士さんに聞いたところだと、通関士ってバッジが無いらしいですね。
何か通関士らしいバッジがあると、面白いんだけどなあ、と思っていたら、ネットで興味深い記述を見つけました。
通関業者の前身である「税関貨物取扱人」にはバッジがあったそうなのです。
通関士にバッジってないらしいね|国家資格(士業)のバッジについて
国家資格でありながら個人で独立開業しないからでしょうか、通関士には有資格者をあらわすバッジが(知る限り)ありません。
確かに、貨物の立ち合いをする際に通関士さんがバッジを付けているイメージはありません。
作業着だったりしますのでね……。
ただ、ネットで調べてみると、通関業者の前身「税関貨物取扱人」の従業員にはバッジがあったとのこと。
その写真がこちらです。
ほー、確かに裏面に「税関貨物取扱人従業者之章」と刻印されています。
従業者、ということは、今でいう通関士を含めた通関業者の社員を証するバッジ、ということになります。
C が Custom (税関)、B が Broker (ブローカー)という意味ではないか、と。
ただ、インターネットにこれ以上の情報がないので、真偽のほどはわかりません。
そういえば、神戸でお付き合いしている乙仲さんが通関士の1期生だった、とうかがいました。
あの方でさえ、もうかなりのご年配だからなあ・・・。
もし、過去の事情をご存じの方がいらっしゃったら、ご教示いただきたいと存じます。
それでは。