岡山駅の書店で、ブログの始め方を初心者向けに解説した良書を手にしました。
しかも、ワードプレスではなく「無料ブログ」前提でこれでもか、と詳しい解説があります。
その本の名前は「アフィリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げるアフィリエイトブログ 収益・集客が1.5倍UPするプロの技79」。亀山ルカ (著)、染谷昌利 (著)。
出張前、駅の改札に近い本屋で「ブログ飯」の「染谷昌利」さんの名前をみて衝動買いし、新幹線の中で目次を見て「こりゃ、知ってることばかりだな」と思ったものの……。
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まだまだですね、ぼくの知っている範囲なんて
太字&色を付けて強調された部分「以外」もていねいに書かれているので、一つ一つの解説から多くのことを学べます。
すべての「ブロガーになりたい人」「なったばかりの人」「なったけど、迷っている人」。
特にブログを始めたい「働く女性」に向いています。(もちろん、男性でも参考になりますよ)
その理由を説明していきましょう。
【書評】ブログの始め方を初心者向けに解説した良書|無料ブログで始められる
この本の素晴らしいところは「ブログで稼ぐための準備と心構え」から始まっていることです。
人それぞれ、好きだったこと、続けてきたこと、これから取り組みたいことがあるはずです。
その中からテーマを選んでブログを続けていけば、「収入」につながる、かも知れない。
そう思いながら、ブログをはじめ、そして「継続」しましょう、と最初にうたっています。
きれいごとでなく、収入(マネタイズ)の部分に最初からスポットを当てています。
ここで自分の気持ちに素直になれる人は「小さな成功」をそれほど時間をかけずとも経験できると思います。
もちろん、本業があるのですから、寝食を忘れてまでブログに打ち込む必要はありません。
テレビを観る時間、スマホゲームをする時間、他人のインスタやツイッターをチェックする時間。
自分のブログがあれば、そんなスキマ時間に「ログイン画面」を開き、一行でも増やせば「進歩」できるんです。
ぼくもそう信じて8ヶ月ほど雑然とした記事を書いてきました。
歩みは遅いですが、月々のレンタルサーバー代と書籍代をブログが払ってくれる程度にはなっています。
カテゴリーやコンセプトを決めよう、と促しているところがすばらしい
心構えができたらさっそく書き始める、ということではなく、先に「カテゴリーやコンセプトを決めよう」と促しているのも、この本をオススメできるポイントです。
「自分にできそうなこと」と「世の中で流行っているもの」を一度、冷静に考えてみましょう、ということでもあります。
この「テーマ選び」が女性向け(若い女性が書かれていますからね)かな、と思ったので冒頭にそう書きました。(でも、男性にも参考になりそうな情報がたくさん含まれています)
いくら流行っていても、「自分にできないこと」をテーマにブログを書き続けることはできません。
逆に、「自分にできること」であっても「世の中に全く需要がないこと」をテーマに書いても読者は現れません。
読者は Google や Yahoo の検索を頼りにページにたどり着き、そのうち何人かが読んでくれるからです。
ですから、そのあたりの実情を知るために、ネットで自分の気になるキーワードを検索してみることをオススメします。
上位に出てきたウェブサイト(ホームページ)が「えぇー!こんな適当なことばっかり書いてても成立するんだったら、自分でもできそう」と思えるなら、大チャンス。
そんなテーマを見つけられたら、あとは記事の投稿を「継続」するだけ。
反対に「こんなの、できるわけない……」と思えるほどの「こだわり」と「積み重ね」を目の当たりにするかも知れません。
その時は、一旦、撤退して作戦を練り直しましょう。
ゲームを始めて、いきなり「ドラゴン」と戦っても、連戦連敗で何ももらえません。
戦えるエリアで戦い、経験値とゴールドを積み重ねればチャンスはまわってきます。
初心者でも、「最初からワードプレス」にチャレンジして欲しい
コンセプトやテーマが決まれば、ブログ記事を書くことができます。
ただ、この本の中でオススメとされている「はてなブログ(無料ブログ、通称ハテブ)」での記事投稿、ぼくはおすすめできません。

自分が書いた文章を公開すればスマホでも読めるんだ!
そんな驚きを初めて体験するには良いと思います。
それでも、初めから「ワードプレス( Word Press )」でブログを立ち上げることを強くオススメしたい。
土日を費やしてでも、です。
いまやレンタルサーバーは月々1000円前後の時代。
多少、スペックを我慢すれば月々500円程度のレンタルサーバーサービスも見つけられます。
レンタルサーバーなら、そこに書く記事、イラスト、そしてドメイン(ナントカ .com や co.jp)は、すべて「自分の財産」。
著作権で守られる「財産」です。
だれも、その「価値」を奪うことはできません。
すべての所有権は「あなた」にあるのです。
働いているあなたがブログを「趣味」とするのであれば、この部分はしっかり「投資」してほしいと思います。
とはいえ、アクセス数が安定した有名どころのブロガーが使っている本格的なレンタルサーバーでも、「月々1000円~」ですからね。
月々ケーキとコーヒー一杯と同じくらいで、24時間365日、ブログは情報発信をしてくれます。
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これは、いまさらながら「スゴイ」ことなんですよ。
まとめ:このステップなら、「10人中9人脱落」とはならないはず
ブログの「継続」は難しい、初めても10人中9人が脱落する、という記述をいろいろなところで目にします。
ただ、それも「考え方次第」じゃないかと思います。
この本で「心構え」を学び、「カテゴリーやコンセプト」までできた人のうち「10人に9人」までもが脱落するほど、ブログは厳しいものではありません。
「10人のうち9人」は「何も考えずにとりあえず始めた人」を含んだ数字、だとぼくは思います。
もちろん、収益が伸びるかどうか、は別ですよ。
毎月、百万円を超える収益を発表するブロガーがいますが、そんな人たちは特殊なので参考にはしても気にしないことです。
才能や経験、選ぶ分野、ありとあらゆる要素がからみあっていますし、そもそも「生まれて初めて取り組んだブログ」でそこまで成功している、とも限りません。
自由になるために始めたブログなのに、自分のこころを縛りつけては本末転倒でしょう?
だから、自分の信じた「ブログ道」を歩んでみましょう。
人生、先は長いのですから。
ちなみに、もし、2018年9月に初めてサーバーを借りた自分自身に読ませるとしたら、この本と次のまとめ記事を読んでもらいます。
この本+ワードプレス+無料テーマ「 cocoon 」+レンタルサーバー「 どこでもOK 」から始めて20記事くらい書けば、何か変化が現れるはずです。