映画「七人の侍」で描かれたビジネス戦略|無料フル動画の視聴法も

七本のロウソク 在宅でもハズレない名作映画

こんにちは。

岡山で会社員をしながらブログを書いている神高(かんだか)です。

出張や旅行のときに楽しみたい映画を紹介するこのコーナー。

今回は不朽の名作「七人の侍(しちにんのさむらい)」です。

もう、何回も観ているのに面白い。

世界的な評価を得ているのも、当然だと感じます。

時代劇なんて、いかにも古い話なんじゃないの?
「ヴェネチア国際映画祭 サン・マルコ銀獅子賞」受賞するくらいだから、高尚でとっつきにくい映画なんじゃないの?

なんて敬遠されているなら、一度「Youtube映画」にある予告編だけでも観てください。

七人の侍(プレビュー)

画面こそ白黒で、導入部こそ全体的に暗くて見にくい、ということはあるにせよ、目が慣れてくれば問題ありません。

何よりストーリー展開、登場人物の魅力は、現代のほとんどの洋画、邦画を凌駕するレベル、娯楽映画として、いまだにぼくの中ではトップクラスです。

ごめんなさい。

この映画の魅力を伝えるには、どうしてもネタバレを含んでしまいます。

今回は、なぜこの映画に惹かれるのか、一介のビジネスマンの視点からみていきましょう。

 

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ランチェスター戦略を選んだ勘兵衛の知恵|映画「七人の侍」のビジネス戦略

何度も戦争を経験した7人のリーダー、勘兵衛(かんべえ)からすれば、当然の選択だったのかも知れません。

勘兵衛は、相手の戦力を徐々に削り、最後は村の中に野武士を誘い込んで殲滅する戦略を選びます。

これを、マーケティングでは「ランチェスター戦略(ランチェスターの法則)と呼びます。

平易、かつ極端な表現をすると、「相手の戦力が大きい時、局所戦に持ち込み、さらに可能な限り、敵を分断する」という戦略です。

囲碁ならば、小さく活きることを意味します。

この戦略に、野武士の集団はまんまとはまってしまいました。

では、野武士は、どうするべきだったのか。

フィクションのフィクションではありますが……。

野武士側が採るべきだったランチェスター戦略の「強者の作戦」

もし、野武士側が「七人の侍」たちの実力を軽視することなく、数と金で押し切る戦略を採れたなら、野武士にも勝機があったかも知れない。

これが、ぼくなりの答えです。

たとえば、これらの方法が考えられます。

金も資金も人数もかけられる側が採るべき戦略、とも言えます。

  • 周りから取り囲んで弓で火矢(焼夷弾)を放つ
  • 農民の一部を大金で買収してスパイに仕立てる
  • 誘拐した嫁さんを戻すと見せかけて人数をかけてトロイの木馬よろしく、急襲する

まあ、それでは映画にならないので、あくまでイマジネーションではあります。

これはすなわち、シェアの大きい、資金力のある大企業が採る策からもわかります。

「少し見どころがある敵(競合他社)はさっさと買収してしまう」なども、Google や Amazon などが採用する強者の戦略です。

あらすじとキャスト:勘兵衛にみるリーダー像 その勇気と覚悟

あらためて、7人の役割と(俳優さん)を整理してみます。

  1. 島田勘兵衛(志村喬)   七人のリーダー。温厚で、知性、判断力、戦闘力全てに優れる。
  2. 菊千代(三船敏郎)    侍だと主張して勘兵衛に帯同した若者。実は、元農民。
  3. 岡本勝四郎(木村功)   おぼっちゃんの若い侍。純粋。懸命。勘兵衛を慕って帯同。
  4. 片山五郎兵衛(稲葉義男) 勘兵衛の参謀。番頭。温厚、かつ存在感もある。
  5. 七郎次(加東大介)    勘兵衛の「古女房」。歴戦の友で、長い付き合いらしい。
  6. 林田平八(千秋実)    ムードメーカー。剣の腕は中の下と自認。農民に優しい。
  7. 久蔵(宮口精二)     剣豪。皆のイメージする「武蔵」に近い。最も戦闘力が高い。

7人の俳優さんはみな、鬼籍に入られており、奇遇というか、不思議なことに、1999年に亡くなった千秋実さんが7人目でした。

神高
神高

映画をご覧になった方なら、意味をご理解いただけるかな

さて、この7人のリーダーである島田勘兵衛は、最初から最後まで、まさに理想とするリーダー像を映画の中で体現しています。

  • 常に冷静沈着であわてない
  • さまざまなアイデアを出しアウトプットしチームで実行する
  • 敵の動きを察知してのリスクの少ない選択をする
  • 自らもいざとなると戦う勇気と技量(戦闘力)をも持っている

また、終始、優しさを見せつつ、厳しさも持ち合わせています。

ストーリーの中で、一度だけ、勝手に自分の家を守ろうとした農民に厳しく接する場面があります。

村全体を守るために家を捨てるように説得するものの失敗。

その農民たちが家に帰ろうとするのを、刀を抜いて脅してまで、諦めさせるのです。

何故、そのような決断が必要なのかを説き、それでもだめであれば、組織全体を守るために厳しいことをも発信していきます。

会社員、組織人として仕事を進めていく上で、本当に必要な技量であるが、実際、なかなかできないことです。

ぼくも含めて、みんな、嫌われたくないものですから……。

そして、ネタバレ(とはいえ、最初に紹介した予告編にも登場します)で恐縮ながら、最後の雨の中の決戦を決断したことも特筆ものです。

村の中に敵をわざと誘いこみ、戦うことを選ぶのです。

その戦いの途中、勘兵衛は少し小高い場所から、敵に向けて弓を構えます。

フォートナイトのような TPS( Third Person Shooter )のゲームをする方ならわかっていただけるでしょう。

この行為、攻撃力は高いものの、非常にリスクを伴います。

敵から丸見え、どこから狙撃されてもおかしくないからです。

しかし、その場で相手の戦力を削るため、勘兵衛はどしゃぶりの雨の中、矢を2本、3本と放ち、見事に数名を落馬させます。

その勇気、そして覚悟を思うとき、ぼくは涙を流すのです。

昔は泣くほどでもなかったシーン。

それだけ、歳をとったということなのでしょう。

 平八の魅力 千秋実さんの人間性なのか、あるいは……

日本の田畑と稲作

この7人、いずれも魅力あふれる役どころです。

その中で勘兵衛の次に誰が好きかを語るとなれば、相当、迷うものの、ぼくは林田平八、すなわち「平八」を挙げたいと思います。

理由は、この映画の中で、一番人間性がにじみ出ている気がするからです。

そしてそれは、俳優の千秋実さんの魅力なのかも知れません。

農民に戦いとは何か、を教えている場面があります。

そこで平八はこのように語っています。

「いいか。敵は怖い。誰だって怖い。しかしな、向こうだってこっちが怖い」

これは、真理ですよね。

さらに平八のあの表情と一緒になると、説得力が高まります。

  • 「いいか。お客さんは怖い。誰だって怖い。しかしな、向こうだってこっちが怖い」
  • 「いいか。上役は怖い。誰だって怖い。しかしな、向こうだってこっちが怖い」
  • 「いいか。カミサンは怖い。誰だって怖い。しかしな、向こうだってこっちが怖い」
カミさん
カミさん

え?どういうこと?

まあまあ……。

たとえ話ですから。

「敵味方関係なく、他人と関わる以上、誰だってその関係性を心配し、勝手に頭の中でその悪化を怖がっている。しかし、それは相手だって同じだ」

そのことを平八は、平易に我々に教えてくれます。

リーダーシップの示し方は人それぞれですから、ぼくも見習いたいものです。

ちなみに、千秋実さんは若いころ、陸上競技をされており、映画の中で颯爽と走られます。

いや、千秋さんに限らず、皆さん、むちゃくちゃたくさん走ります。

走ることで、一人一人の懸命さ、必死さを表現しています。

そういえば、劇中、七郎次がその重要性を農民に諭すシーンもあります。

「戦ほど走るものはないぞ。攻むる時も、退く時も走る。戦に出て走れなくなった時は、死ぬ時だ」

七人は農民を率いる、という意味では、全員が全員、リーダーです。

図抜けて若い勝四郎だって、ムードメーカー、あるいは、プライベートライアンの「ライアン一等兵」のような、チーム結束の象徴としての役割を果たしています。

そして、それぞれが自分の特質を活かして、チームとしての力を発揮しようとしている点がこの映画を面白くしています。

久蔵(きゅうぞう)が刀を投げた意味と菊千代のとっさの判断力

ここまでお読みくださって、さらにこの先も読んでやろう、というありがたきお方は、クライマックスのネタバレも許していただけるでしょう。

見出しには注意したつもりです。

どうか、ご容赦ください。

 

(以下、クライマックスのネタバレ)

ほぼ勝ちが見えた最後の最後、まったく落ち着かない雰囲気のまま、この映画は重大な場面を迎えます。

雨の中、最後の敵数名を討った後、中央の広場に戻る途中、突然、久蔵が銃声とともに横に吹っ飛ぶのです。

神高
神高

倒れるのが先、微妙に音が遅れて入ってくるのが妙にリアルで

劇中、最初から最後まで最強の戦闘力を誇った久蔵が、あっけなくスナイプ(狙撃)でやられてしまうという驚きの展開。

ただ、ちょっと不可思議なカットも入ります。

その体が倒れかけた直後、ふらふらになりながら、なぜか、最後の場面で久蔵はとんでもない方向に自分の刀を思いっきり投げるのです。

初めてこの映画を観たとき、「何故こんなことをするのだろう」とわかりませんでした。

でも、何回か鑑賞した後、「ああ、久蔵は最後の力を、仲間に敵の方角を知らせることに使ったんだ!! 」と気づきました。

そんな「とぼけた」視聴者は、ぼくくらいかも知れませんけど、ようやく納得できました。

劇中、その久蔵の最後のメッセージをすばやく理解した菊千代は、これまた銃に撃たれながらも、野武士の幹部が隠れている小屋に向かいます。

そして、最後の力を振り絞って、銃を放った野武士のボスに迫り、相打ちで刺し殺し、小屋の裏で力尽きます。

そういうことだったのか、とわかった時、久蔵と菊千代の無念を思い、また泣いてしまいます。

二人とも、もう少し、あと数分で生き延びられたのにな、と。

いや、フィクションなのは、わかっているのですけれど。

二人は、陰と陽の違いはありつつも、行動でリーダーシップを発揮するタイプと言えます。

七人の侍の場合、チームとしてもバランスが素晴らしい。

一番若い「勝四郎」すら、ムードメーカー、いじられ役として重要な役を負っています。

しかも、残りの6人は「勝四郎」の成長と無事をチームのもう一つの「当面の課題」として動いています。

何かに取り組むとき、強いものばかり、たとえば久蔵や勘兵衛ばかりを集めるのではなく、その他の役割のメンバー、キャラクターにも注意したいものです。

 

映画「七人の侍」の公開は 1954年 国内だけでなく海外も高評価

最後に、今回の内容をまとめておきます。

映画が発表されたのは、1954年。

サンフランシスコ講和条約が1951年ですから、まだまだ戦争被害の影響が残る時代だったと思います。

コンピューターもスマホもなく、もちろんデジタルの編集装置もない時代、

この壮大なストーリーを世に問おうと思った黒澤明監督とそのチームの意気込み、モチベーションを思うとき、再び、ぼくは涙腺が緩みます。

だって、圧倒的じゃないですか。

最後の雨のシーンは、冬に撮影されたそうです。

火災のシーン、落馬のシーン。みんな、命がけだったことでしょう。

戦争に負けて、まだまだ世界から馬鹿にされていたであろうこの時代に「日本だって、こんなエンターテイメントが作れるんだぞ! 」と世界に向けて発信したこと。

結果、ヴェネチア国際映画祭 サン・マルコ銀獅子賞 までも取ってしまうそのチームとしての才能、そして努力。

数えきれないほどの名台詞、教訓がこの映画の中にはあります。

それを、稀代の名優さんたちが役を通じて語ってくれます。

やはり、名作とされる映画には、それだけの人々の心が込められているのです。

まだご覧になってない方、あるいは数年ぶりに観てみようか、と思われたかたは是非。

 

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