こんにちは。
岡山で会社員をしながらブログを書いている神高(かんだか)です。
寺田心(てらだこころ)くん経由で、連日、何度も何度も脅してきます。
うーん、どうしたものか。
2020年1月が更新月なんだよなぁ。
25年前から大切に使っている携帯電話番号は、安全なところに移しておきたい。
なにごとも時限爆弾のスイッチが入ってから動き始めると、ろくなことになりません。
ということで、契約解除料が2019年10月1日からゼロ円(無料)になった「楽天モバイル」に2020年1月をもって移ることにしました。
機種は、各種検討し、結局は「 OPPO Reno A 楽天限定モデル(デュアルSIM)」です。
- mineo などの物理的な SIM ( eSIM ではなく)を2枚、同時にスタンバイできる
- 楽天限定モデルなら、内蔵メモリ (RAM/ROM) が 6 GB/128 GB と余裕がある
- iPhone 7 からの乗り換えが簡単( i-cloud を取り込める)
- mineo (マイネオ)のデータ SIM (シングルプラン)からテザリングできる
- 契約解除料が無料なので、とりあえず1年格安で使って判断できる
の5つが決め手となりました。
古い携帯電話番号を安く維持したい、というのが「一番の目的」ですからね。
2017年8月から日本法人( OPPO JAPAN )を設立、「 OPPO Reno A 」を日本市場に向けて投入、と報じられていたので、ずっと気になっていたのです。
同じような悩みを持っている方は参考にしてください。
「プライベートのアカウント」と「ブロガーとしてのアカウント」を使い分ける時、このモデルはありがたい。長く使えそうです。
【2022年5月追記】
お昼の時間帯の接続が悪い、などの理由で、メインの楽天の SIM も mineo(マイネオ) に切り替えることにしました。
1.5 Mbps のパケット放題 Plus が魅力的すぎる、ということもあり……。
しかし、なぜか楽天モバイルのマイページ(正式名称:my 楽天モバイル)では「ご契約内容がありません」と表示されてしまう。
そこで楽天「メンバーズステーション」を覗いてみると、今度はきちんと契約履歴もわかりますし、MNP 予約(転出手続き)もオンラインだけでできるじゃないですか。
いったい、どんな仕様になっていたんでしょう。
でもまあ、オンラインだけで完結できてよかった。
どのキャリアも、解約、転出となると道のりが長いですね (^^;
楽天モバイル版OPPO Reno Aとmineo(マイネオ)データSIMが同時に使える話
OPPO Reno A は中国(広州、厳密には東莞)に拠点を持つスマホメーカーで、2019年の時点で世界第5位のシェアを持っています。
- Samsung (サムスン、三星)【21.8%】
- Huawei (ファーウェイ、華為)【18.6%】
- Apple (アップル、i-Phone )【13.0%】
- Xiaomi (シャオミ、小米)【9.1%】
- OPPO (オッポ、王珀)【8.7%】
※【】内は2019年3Qの世界シェア
シャオミとは短期間ではシェアが入れ替わっている時期もあるくらいなので、OPPO は TOP 3の次の勢力として地位を固めつつあるスマホメーカーです。
物理的な SIM ( e-SIM ではなく)を2枚、同時にスタンバイできる【その①】
物理的な SIM ( e-SIM ではなく)を2枚、同時にスタンバイできる、というのはありがたい。
というのも、マイネオ( mineo )のデータ SIM を家族で使っていて、ときどき指し直しなどで「やりくり」をしているからです。
マイネオの場合、低速通信(とはいえ、200 kbps もあります)なら常時接続ができますからね。
しかも、マイネオ( mineo )は、「パケット放題」という月々+350円で 500 kbps(中速)の常時接続を始めます。
また、Facebook(フェースブック)や Twitter (ツイッター)など、近年は電話番号による認証を求めてくる SNS(ソーシャルネットワークサービス)が増えています。
ぼくのように「ブロガー」と「会社員を含むプライベート」のアカウントを使い分けている人にとって、SIM が物理的に2枚挿せる、というのは非常にありがたい仕様でした。
電波を二つから「つかむ」と、待ち受けが以下のような表示に変わります。
2枚の SIM には、それぞれわかりやすい名前を付けられますから、ぼくは「 rakuten 」と「 D mineo 」と設定しました。
楽天は通常の通話ができる SIM、 mineo(マイネオ)はシングルとも呼ばれる「データ通信専用」のもので「 D プラン(ドコモ回線)」です。
「ダイヤル回線(電話を受ける SIM )」にはいずれかを選択できるだけでなく、「常に確認する」という設定があって、同時に待ち受けできます。
一方、インターネット回線については選択式になっていて、いずれかを選べます。
ぼくの場合は、何もないときはギガを消費しない「マイネオの低速(マイネオスイッチ ON)」、高速通信が必要な時は電波状態をみながらいずれかの回線を選んでいます。
1枚目の SIM、2枚目の SIM とそれぞれに設定ができます。
そうそう、この画像では mineo のドコモ回線を使っているので問題ありませんが、mineo の au 回線 SIM (非 VoLTE、非ヴォルテ)も持っていて、そちらも試しました。
そうしたら、データ通信はできるものの、テザリングや SMS(ショートメッセージ)の送受信はできませんでした。
だから、「設定がうまくいかないな」「電波は立っているのに、 SNS の受信ができないな」というときは、VoLTE 対応、非対応を確認してください。
ちなみに、au や UQ 生まれの「 iPhone 7 」は「非VoLTE 」ですから、SIM を VoLTE の機種に使いまわすと制限にかかります。
「 VoLTE 」と「 非VoLTE 」、au 回線を使っているすべてのユーザーにとって、非常にわかりにくい「鬼門」となっています。
楽天限定モデルなら、内蔵メモリ (RAM/ROM) が 6 GB/128 GB と余裕がある【その②】
楽天モバイルが提供する「 OPPO Reno A 」はメモリが最初から多い限定モデルとなっています。
楽天以外で購入すると、64 GB、楽天モバイル限定モデルだと 128 GB です。
これだけあれば、外出時に映画を観る時でも容量を気にせず持ち出せます。
i-Phone 7 からの乗り換えが簡単( i-cloud を取り込める)【その③】
これまで中古の iPhone 7( au 生まれ、SIMロック解除不可 )を使っていたので、画像や動画など iCloud に置いてあるデータは簡単に移したい、そう考えていました。
で、調べてみると、きちんと公式サイトで紹介されていたんですよね。
アプリのインストール、パスワードの設定などは、手動で対応せねばなりません。
ただ、撮りためた画像や動画だけでなく、連絡先やメッセージなども i-Cloud 経由で移せました。
なお、移行用のアプリは「 Google Play 」ではなく OPPO の公式サイトにあります。
mineo (マイネオ)のデータ SIM (シングルプラン)からテザリングできる【その④】
関西電力グループのマイネオ( mineo )が発行するデータ通信専用 SIM (シングルプラン)は通話ができない代わりに非常に安価にデータ通信ができるので、ここ数年、契約を切らしたことがありません。
息子や実家の母親に端末(スマホやタブレット)を貸し出すとき、便利に使っています。
マイネオのデータ SIM は便利でして、「パケットギフト」という機能を使ってデータ残量を行き来させることで、永久にデータ通信の残量を持ち越すことができます。
これは、友人、知人の間でやりとりしてもかまいませんし、一人で2枚契約してその間でやりとりしても構いません(マイネオの運営サイドも容認しています)
マイネオの場合、「mineo スイッチ」という機能があり、「 200 kbps 」であればパケットを消費しない(つまり、低速なら常時接続できる)のです。
200 kbps は Apple Music や Amazon Music なら(ほぼ)切れることなく音楽を流せますし、Youtube も音声が中心のコンテンツをスマホで視聴するぶんには、立ち上がりでもたつくことはありつつも(なんとか)可能です。
契約解除料が無料なので、とりあえず1年格安で使って判断できる【その⑤】」
楽天モバイルはスーパーホーダイ(通信制限がかかったあとでも 1M bps )の1年目を月々 1,480円とするなど、新しいユーザーに対して非常に魅力的な特別プランを提案しています。
一方、総務省の指導があり、2019年10月1日から docomo は契約解除料を1,000円に、そして MVNO(格安スマホ)の会社の多くは契約解除料を撤廃しました。
楽天モバイルも2019年10月1日以降に契約した人には、いわゆる「2年縛り(2ねんしばり)」をなくしました。
つまり、いつでも他社に出ていくことができるようになりました。
まず1年使ってみて、2年目も続けるかどうかを判断できます。
MNP(ナンバーポータビリティ)を使って出ていくときは、その事務手数料はかかりますけれどね。楽天モバイルなら3000円です。
格安 SIM をてがける会社はいずれも新規ユーザーに魅力的なプランを提案し続けますから、1年後に選択肢が残る、ということで安心して導入できます。
次のチャンスは「二年後」なんて、とても待っていられません。
楽天モバイル版OPPO Reno Aとmineo(マイネオ)データSIMが同時に使える話
格安 SIM ( MVNO )は使い方によっては月々の通信費を大きく下げられるサービスです。
とくに、SIM を2枚同時に使える機種(DSDS – デュアルSIMデュアルスタンバイ)は、データ SIM の使い方に新しい道を切り開いてくれました。
今回購入した楽天モバイル版 OPPO Reno A は、徐々に日本のユーザーに受け入れられてシリーズ化されると確信しています。
OPPO Reno A は、3万円代のスマホとしては破格の使い勝手でしょう。
iPhone の最新型~先代の機種を買い続けるのは経済的に楽ではありません。
だから、こうした新しい選択肢を見つけることができたことは、素直にうれしいのです。