スマートトラベラーのメリット、デメリットとは?【洗濯代行】

きれいな衣類 出張を楽めるサービス

こんにちは。岡山で会社員をしながら、ブログも続けている神高(かんだか)です。

SmartTraveler(スマートトラベラー)は「国際空港に到着したときに使える洗濯代行&宅配サービス」。

「2018年8月の家族旅行で、このサービスが使えていれば」と思ったので、別の記事でご紹介しています。

さて、新しいサービスだけに、「宅配クリーニング」だと思って依頼すると、サービスに満足できないかも知れません。

まだ新しいので情報が少ない中ではありますが、メリット、デメリットとサービスの特徴を整理してご紹介します。

 SmartTraveler(スマートトラベラー)のメリット、デメリット

スマートトラベラーは、国際空港の帰国エリアで「洗濯物」を出すことができるという、今までありそうでなかったサービスなので、他と同様、メリットもデメリットもあります。

特に「宅配クリーニング」だと思って依頼すると、満足なサービスが受けられない可能性があります。

特徴的なポイント(メリット、デメリット)は以下の3点です。

  • 帰国してすぐに空港内で洗濯物を渡して家に帰れる
  • クリーニングバッグに入れる衣類点数に制限がない
  • 下着(上下)、靴下もバッグに詰めることができる
  • アイロンや糊付け、しみ抜き、部分洗い、ドライ洗いはできない(※)
  • 家庭での洗濯同様、縮み、破れ、変形、色落ちなどが起きる可能性がある
  • 帰国日当日、直接空港カウンターでの申込みはできない

※ オプションで「クリーニング」を別に頼めば、その衣類に関しては可能です

メリットの「帰国してすぐに空港内で洗濯物を渡して家に帰れる」はやはり、魅力的です。
帰宅して洗濯するにしても、コインランドリーに向かうにしても、旅行気分から一気に現実に戻される感じがするからです。翌日から仕事であれば、明日の天気まで気になります。
一方のデメリットは、いずれも「宅配クリーニング」「クリーニング」ではないことに起因します。
もちろん、「宅配クリーニング」は「下着」を扱ってくれなかったり、「衣類の点数」ごとに価格が変わってきたり、ということがありますから、お互いのメリットとデメリットは裏表の関係にあります。
さて、これらのメリット、デメリットが生じる裏には、これから述べるような「新しいサービスならでは」の特徴があります。

SmartTraveler(スマートトラベラー)の特徴一覧

従来の「宅配クリーニング」にはない特徴があるので、一部、重複を含みつつ、運営から発表されている注意事項を以下に整理しておきます。

  • 「ビジネスパックスーツ(上下、Yシャツ(2枚) 2,900円)」などの「クリーニング」はオプションです。「洗濯」を申し込まずに「クリーニングのみ」を申し込むことはできません。
  • 「クリーニング」を申し込む場合は「Mサイズ」で申し込みます。クリーニングされた衣類をは「Lサイズ」の袋に一緒に詰めて配達されます。(別送は「運賃着払い」で対応できます)
  • 成田国際空港、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港の3か所に加えて、中部国際空港、福岡空港国際線ターミナルでもサービス開始(時期、体制等の詳細は直接、メールでご確認ください)。

その他、このような便利な点、不便な点があります。

  • アイロンや糊付け、しみ抜き、部分洗い、ドライ洗いはできません(別料金<オプション>のクリーニングで可能なケースもあります)
  • ランドリーバッグに入る限りは「詰め放題」ですが、あまり多く入れすぎると袋が破損し、衣類の紛失が懸念されます(その場合の衣類の紛失は、免責事項)。
  • 下着(上下とも)や靴下も洗濯可能。ただし、極端に汚れたものは他の衣類や機械・設備を守るために、その場で処分される可能性があります(その場合の衣類の紛失は、免責事項)。
  • 家庭での洗濯同様、縮み、破れ、変形、色落ちなどが起こる可能性はあります。洗濯時に選別できないので、懸念される衣類はランドリーバッグに入れないでください。(免責事項)
  • ウール、シルク、革製品、スーツなど一般ご家庭で水洗い洗濯できないものは、対応不可。また、伝染病などに感染されている(その恐れのある)衣類も対応不可。
  • 預かっている間に発生した衣類の紛失は、1ランドリーバッグあたり10,000円を上限に補償。
  • 帰国日当日、直接空港カウンターでの申込みはできません。(いわゆる「飛び込み」の依頼は不可)
  • 着日の日付&時間指定は、帰国日の4日後より可能。(ただし、一部地域を除く)
  • 19時以降にカウンターに預けた場合は翌日扱い。
  • 天候、道路状況、運送会社の諸事情により、配達予定日は変わる可能性あり(免責事項)

いずれの内容も、サービスの特徴を理解して頼むようにすれば、最大限、活用できると思います。

さて、次は気になる「料金」と「契約条件」、それから「クリーニング(オプション)」です。

洗濯代行の気になる「料金」と「契約条件」|クリーニングもできます

「点数の制限なし」「下着もOK」、さらに袋に入る限りの衣類を「洗濯」し、「配達」してくれます。

袋のサイズは、30L(30リットル)と50L(50リットル)、2種類の専用布袋が用意されています。

これで料金は、 M(30 L)サイズ 4,980円、L(50 L)サイズ 6,980円(いずれも税別、配達料込)

クリーニングも別料金を払えば「オプション」として対応してくれます。

2019年6月2日現在、条件が掲げられている主なところでは、

  • ビジネスパック/スーツ上下&Yシャツ(2枚) 2,900円(税込 3,132円)
    スーパーロイヤル加工 +2,900円(1セットあたり)
  • 5点パック/5点 ※ダウン、特殊品除く 6,000円(税込 6,480円)
    スーパーロイヤル加工  +6,000円(1セットあたり)
  • ダウン製品/ 5,000円(税込 5,400円)
    スーパーロイヤル加工  +5,000円(1点あたり)
  • 衣類一律  ※ダウン、特殊品除く/ 2,000円(税込 2,160円)
    スーパーロイヤル加工  +2,000円(1点 あたり)

となっています。

「和服、和装小物、革製品、毛皮製品、 衣類以外の製品等」 は「特殊品」として別に相談しなければならず、断られる可能性も十分にあります(ただし、多くの街のクリーニング店でも同様でしょうが……)。

まとめ: 旅の余韻を楽しみたいなら、検討の価値あり

いかがでしょうか。
安価なサービスだからといっても、国家資格を持つクリーニング師がいる提携店舗が「洗濯」から「たたみ」まで責任を持つ、とのこと。
つまり、クリーニング店に「プロの仕事」を依頼しているわけです。

せっかく、家族と大切な時間を過ごすために海外旅行をするのであれば、現地での豪華なディナーやアクティビティだけではなく、このような「旅行の余韻」に少し投資すると、本当の贅沢が味わえるのではないでしょうか。

あなたも、ご家族のため、次の家族旅行でおひとつ、いかがですか?

スマートトラベラーを単独で申し込むときの公式サイトはこちら:

※ エイチ・アイ・エスの一部の「家族旅行」商品では、スマートトラベラーが特典に採用されています。
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