こんにちは。
岡山で会社員をしながら、ブログを書いている神高(かんだか)です。
「ドコモ、AU、ソフトバンク、外国人はどの電話会社と契約するのがお得?」
知り合いのコンビニ店長のところで、ベトナム人の若者(仮にブイくんとします)が働いています。
そして、その店長から「彼が携帯電話の契約に行ったのに、断られた。理由は教えてもらえない。かわいそうだ。助けてくれないか」との相談をうけました。
ぼくも理由を知りたくなったので、いくつかの電話会社に聞いてみました。
「絶対、大丈夫」とはいえません。しかし、解決のヒントはもらえました。
あなたの、そしてブイ君(仮名)の役に立つかも知れないので、ここに書いておきます。
狙い目(おすすめ)は「楽天モバイル」です。
お店が日本中、いろいろなところにあるのに安いですからね。
外国人の携帯電話 日本での新規契約の手順と注意点とは?
海外の人と携帯電話の契約をするとき、携帯電話の会社は、お金を払ってもらえなくなることを心配しています。
あなたのお父さん、お母さんは社会的に立派で、お金も持っている人かもしれません。しかし、携帯電話会社と契約するには、本人の信用が必要です。
ですから、携帯電話の会社は、その心配が少なくなる条件を決めています。
ぼくが今回、いくつかの携帯電話会社に聞いてわかったのは、以下の3つがとても大切だ、ということです。
- 20歳を超えていること(成人していること)
- 日本の滞在予定が2年以上、残っていること(在留カードで確認)
- クレジットカードを使って払うこと(本人名義)
これらが全部 OK なら、日本でも携帯電話を契約できる可能性が高いです。
理由を順番に説明します。
「20歳を超えていること」の大切さは、日本人も同じ【大事なこと1】
街で見かける日本人の中学生、高校生の多くは携帯電話を持っています。しかし、彼たち、彼女たちの携帯電話は、99%、親が契約しています。
親が契約した後、「利用登録」「使用登録」という手続きをして、本人(その若者)が使えるようになっているのです。
逆に言えば、未成年が直接申し込んでも、契約を断られる、と考えておいてください。
このルールはとても厳しく管理されているので、もしあなたが19歳より若いのであれば、日本に居る信頼できる人(親戚のおじさん、おばさんなど)に契約してもらうしかありません。
日本での滞在予定が長いほど、電話会社から信用されます【大事なこと2】
あなたが学生であれば、「在留カード( RESIDENCE CARD )」に「満了日( PERIOD OF STAY )」が書かれているでしょう。
その期間が2年より長ければ、携帯電話会社は、より信用してくれます。
というのも、ほとんどの携帯電話会社は「2年」、あるいは「3年」よりも長く契約してくれることを前提に、いろいろな値段や条件を決めているからです。(すぐに契約をやめる人に携帯電話を安く売ると、大損害になるでしょう?)
来月、日本から自分の国に帰るような人はもちろんダメですが、来年、日本から帰る人も、契約者として信用されにくいのです。
もちろん、携帯電話(スマホ)本体(機械、端末)のお金を先に払ってしまうなど、話し合いで解決できる可能性はあります。
クレジットカードがあれば、さらに信用されます【大事なこと3】
クレジットカードがあれば、支払いが簡単です。
逆に、クレジットカードがない人は、支払いのために日本で銀行口座を作る必要があります。
しかも、本人名義でなければならず、本人確認も行われます。これは、外国人のあなたには面倒で、大変なことです。
また、会社によっては、銀行振替に手数料を取るところもあります。
日本に勉強にくるくらいですから、あなたのお父さん、お母さんは社会的に信用のある人ではないでしょうか?
であれば、日本で使える本人名義(あなたの名前の)クレジットカードを自分の国で作っておきましょう。
たとえば、後で紹介する「楽天(らくてん)モバイル」では、
- VISA
- MASTER CARD
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- DINERS CLUB
これらのクレジットカードが使えると確認済みです。
「楽天(らくてん)モバイル」なら、店舗でも新規契約可能
日本には、回線を持っている通信会社( carrier といいます)が3つあります。
- NTT docomo
- au (KDDI)
- Softbank
しかし、これら3社の名前で販売する 携帯電話、そして毎月の通信料は、とても高いです。
今、日本には MVNO という、carrier の通信設備を安く使って、携帯電話もセットで販売する会社がいくつかあります。
その中でも、外国の人には「楽天モバイル」がおすすめです。
その理由は、日本中に「お店(実際の店舗)」があるからです。
MVNO の多くは、インターネットで販売しています。しかし、「楽天モバイル」は日本中のショッピングモール、ジョーシン、エディオンの家電量販店などと協力して「お店」を出しています。
そこで相談しながら、契約することができるのです。
「楽天モバイル」の場所は、こちらをみてください。
(2019年5月1日追記:プリペイド SIM と一緒に、店舗情報の英語版もありました)
あなたの街、あるいはそのの近くにも、「お店」が見つかるでしょう。
また、もし、あなたがインターネットに詳しいのであれば、インターネットから申しこみすることもできます。
ネットで申し込むと、たくさんの楽天ポイントを紹介した人ももらえるなど、良いことがあります。
「楽天モバイル」は、紹介キャンペーンをやっていて、紹介してくれた人の「ID」を伝えるだけでポイントが二人とももらえます。(もちろん、ぼくの ID を紹介しても良いですよ (^_^)/)
ぼくの 楽天 ID は 「 tmkndk 」です。
ただし、先ほどの3つの条件は、変わりません。
ネットで申し込んでも、お店で申し込んでも、「在留カード」の確認は必須です。
その点を、よく理解しておいてください。
最後に。
もし、どの携帯電話を選ぶか迷ったら、ぼくは、海外製の SIM フリー、または SIM ロックがかかっていても docomo 対応の機械、端末(電波(キャリア)に docomo を選ぶだけで、契約は楽天モバイル)をおすすめします。
なぜなら、あなたが自分の国に帰ったあとも使える可能性が高いからです。韓国や台湾、中国の端末を選び、さらに後で SIM ロック解除すれば、ほぼすべての端末があなたの国でも使えるでしょう。
保証はできませんが、今は大体、そのようになっています。
まとめ:日本人の学生、未成年の新規契約も同じ
いかがでしたでしょうか。
説明を難しく感じたかも知れません。しかし、これは日本人の学生でもほとんど同じです。未成年は、親の協力が必要なのです。
最初のベトナム人のブイくん(仮名)、そしてあなたに、少しでも日本を好きになってほしいので、今回の記事を書きました。
学生さんであれば、是非、日本人の友達をたくさん、つくってください。
そして、将来、日本に関係する仕事をしてください。
例えば、ぼくは製造業で貿易の仕事をしています。夢のある仕事です。
あなたの日本の生活が、幸せなものなりますように。