こちらは 「ビジタブル — busitable —」「カンダカヤ」の管理者、神高十真(カンダカ トーマ)のホームページです。
前半は「ビジタブル — busitable —」を開設した経緯、後半では自己紹介をしています。
「ビジタブル」みたいな「本業を軸とした会社員のブログ」をつくってみたい方は「カンダカヤ」のトップの記事からどうぞ。
「ビジタブル」サイト開設と、サブディレクトリを増築した理由
あれは、たしか2018年9月14日(金)の夜。
寝転がってスマホをいじっている時でした。
40歳も半ばの自分。
10日後に44歳の誕生日をひかえ、何か新しいことにチャレンジできないか、ぼんやりと考えていました。
念願の英検一級に合格した直後のことです。
これ以上、インプットにばかり時間を割くのも違うんじゃないか。
でも、どうしよう。
何ができるんだろう……。
そんな折、「レンタルサーバーによるブログ立ち上げ」がなぜか空から降ってきました。
寄生獣のミギーのように。
「今はもう、月々 1,000円程度で、自分名義のサイトを持てるのか……」
ネット検索で知りました。
バンド活動をするにしても、マラソン大会に出るにしても、あるいは TOEIC や英検を受けるにしても、楽しいことをするには、それなりにお金はかかります。
こんな安い趣味は、ほかになかなかありません。
「これなら、ぼくでもできそうだ。家にある古いパソコンでも OK らしい」
最初のブログ記事掲載の目標は、誕生日である2018年9月23日(日)にしました。
テーマは「仕事で学び、学びを仕事に」活かせるようなサイト。
ペルソナ(想定される読者)は、勤務先の後輩や同僚、近しい仕事をしている商社やメーカーの方々に設定しました。
また、指名検索(名指しでサイト名を検索すること)してもらえるよう、「ビジタブル」という言葉を勝手に創りました。
「ビジネス ( business )」と「エイブル( able )」で「ビジタブル( busitable )」。
そんな「設定」を簡単に決めて、サーバーを借りて、ブログの始め方をネットで読んで……。
ある程度、形になりそうだ、という自信は持てました。
ワードプレス( Word Press )のおかげで、誰もが自分のサイトを持てる時代が来たんだ、とわかりました。
とはいえ、平日は堅気(かたぎ)の仕事があるので、開設までの10日間は苦労の連続。
また、「集客に悩むより、記事を書くことに時間を割こう」というネット上のブログの諸先輩のアドバイスに感銘を受けたので、それに従うことにしました。
ぼくがブログを始める時に考えたのは、以下の点です。
- サーバーの契約は、SSL無料対応、10日間のお試し期間がある MixHost にしました。
- ドメイン名は お名前.com の「.work」が年1円だったので、kandaka.work にしました。
- MixHost がサーバーに用意してくれている Word Press を”root”にインストールしました。
- ブログテーマ(外観を決める追加データ)は無料の「 Cocoon」を選びました。
- とりあえず、記事を一本書いてみました。驚くほど簡単に公開でき、最初からスマホでも読めました。(レスポンシブ対応)
- Google のアナリティクスとサーチコンソールは、SEO の勉強のため、最初から設置しました。
- 画像は、著作権フリーの Pixabay からエキゾチックなものを選んで使うことにしました。
深い考えもないまま、”root”にインストールしたワードプレスを使って、1日1本のペースで約60本の記事をアップロードしていきました。
ただ、2か月後、サイトの不具合など経験して、最初の「ビジタブル」はお取りつぶしになり、サブディレクトリに集約。
貿易実務や英語学習などに特化した「ビジタブル」と日常含めた雑記の「カンダカヤ」にディレクトリ(ブログの保管場所)を分けました。
そんなこんなで、ビジタブルの最初の記事は2018年11月となっています。
今は二本立てのブログになりました。
- ビジタブル: https://kandaka.work/busitable/
- カンダカヤ: https://kandaka.work/ (Uターン転職した会社員ブロガーの雑記)
- TOEIC-630:https://toeic-630.net/ (社会人のTOEIC学習法と学んだ英語の活かし方)
「ビジタブル」は仕事をしながら楽しく学んでおられる方のお役に立つのがミッションです。
~ 一緒に「仕事で学び、学びを仕事に」活かしていきましょう ~
「カンダカヤ」は地方の中小企業で働く、ありふれた男の日常をお伝えするのがミッションです。
~ 地方都市の中小企業x共働きだって楽しいし、選ぶ価値はあるよね ~
ということで、緑あふれる土地に住んでいるわけですが。
良い感じですよ。
生まれ故郷での暮らし。
今後とも「ビジタブル」「カンダカヤ」「TOEIC-630」をどうかご贔屓に。
明確な目的がなく、無駄に過ごした大学4年間|ふりかえり
大学生になったのは、1993年4月のことです。
今でこそ、ブログで英語の活かし方とか、通関士資格周辺の知識を活かした貿易実務のお話なんかを書いていますけれど、大学生の頃は本当にダメ人間でした。
まず、パチンコやスロットにはまり、大学1回生の頃は単位がほとんど取れず、このままだと4年で卒業できない、という状態になりました。
それから、月末、仕送り前は実家から送ってもらったお米と卵だけで焼き飯をつくり、約1週間、それだけで命をつなぐ、なんてことも経験しています。
さらに、卒業論文を書くから、と言い訳をして親に買ってもらった20万円近くする SOTEC(ソーテック)のノートパソコンでピンボールゲーム( Timeshock! )にハマって全然、勉強しなかった時期もありました。
好き、というだけで英語の学習だけは細々続けていましたけれど、ホントにやる気のない時代でしたね。
若いころは、とにかく目標の無い人生を送っていました。
それでも、大手企業の会社員になれば、幸せな人生が送れるのだろう、なんて漠然と考えながら。
結局、理系の学部だったので、教授推薦をもらい、1社だけ受けることにしました。
結果として、世間一般では無名の上場企業(メーカー)に就職します。
神高十真(かんだかとおま)の自己紹介|何事も、気づくのが遅いんですよね
ちょっと遠回りしたので、就職は1999年4月でした。
ノストラダムスの予言に当たる1999年7月を目前に控えた時期ですね。
最初の勤務地は大阪でした。
新入社員同士の飲み会は、たいてい大阪駅(梅田)のビックマン前、だったかな。
大きなテレビのある場所。
新卒で就職した同期の中では TOEIC のスコアが高い方だったので、多少は期待されていると勘違いできたからでしょう。
その後は多少、気持ちが前向きになり、工場勤務(関西地方)や貿易実務、海外営業(東京勤務や海外駐在)などを経験しながら、資格や実務で勉強を続けてきました。
地元に U-TURN 転職したので、通算、会社員として経験しているのは2社です。
それなりの(小さめの)一部上場企業と、地元の中堅メーカー。
振り返ればいろいろ資格試験の勉強してきたものの、とにかく、たくさん試験を受けて、落ちています。
あきらめたり、中断している分野もたくさん。
大学だって、第一希望、第二希望に入れず、とある私立大学へ行きました。
試験本番での弱さを痛感しています。
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いまだに、思い出して辛くなるときがあるんですよね……。
もっと頑張れたんじゃないか、って。
社会人になっていろいろな資格に挑戦してきたのも、「自信のなさ」の表れなんじゃないか。
結局、大学受験で頑張れなかった自分が情けない、というね。
テストの本番に弱い自分……【まじ、コンプレックス】
ぼくは、独学、あるいは価格の安い学習方法を選んできたことと、もともとの適性や才能もあり、いずれも目標達成までに時間がかかっています。
さきほどもお話したとおり、大学受験では希望をかなえられず、情けない経験をしました。
若いころから続けてきた英語でさえ、TOEIC でさえ、900点を超えたのは30歳を過ぎてから。
すでに結婚し、息子も生まれていました。
英語のプロになるには遅すぎます。
また、英語のプロになるほどの適性もない。
それは、自分で納得していました。
英語 x 何か = で答えを出そうと中学時代に読んだ「ジャパニーズ・イングリッシュの逆襲」という本の導きに従って考えていたのです。
受けてきた資格試験【いずれも時間と手間がかかっています】
社会人になってから資格試験はたくさん受けてきました。
会社の人事部も、初めからルールが決まっているなら「奨励金(しょうれいきん)」なども出せるのでしょう。
しかし、中小企業であればそんなものはない。
でも、良いのです。
資格なんて、結局は「自己満足(じこまん)」。
「自分」を「満足」させるため、「納得」させるため、自信を持って次のことにチャレンジするために、何か「面白そうな」ことに取り組んできました。
勉強、取得、挫折してきた資格試験を並べると、主要なところでは以下です。
- 1993年(18歳) 他県の大学に入学、専攻は物理学
- 1997年(22歳) 学校を移り、修士課程で2年間を過ごす
- 1999年(24歳) 関西地区のメーカーに新卒で就職
- 2003年(28歳) 日商簿記2級合格(1級は挫折)
- 2004年(29歳) 地元にUターン転職
- 2009年(35歳) TOEIC 905点(初の900点台、その後は増減~微増)
- 2011年(37歳) 第45回通関士試験 3科目受験で合格(受験4回目で合格)
- 2013年(39歳) 知的財産管理能力検定2級合格(弁理士資格は挫折)
- 2016年(42歳) IELTS L 7.0 R 6.5 W 5.5 S 6.5 OA 6.5 ( Wがこれでは… )
- 2018年(44歳) 英検1級合格(一次試験 4回目、二次試験 1回目で合格)
- 2018年(44歳) ブログ「ビジタブル」を開始、アウトプットにも注力
ちなみに、TOEICは視力の衰えもあって、直近では900点に届いてないんですよね。
TOEIC公開の結果が出ました
再び900点台に戻れると思ったけど甘かった😢
しかし英検1級と不釣り合いだよなあ
ねじれ現象とでもいうのか
英検がアウトプット重視になったことでマグレ合格できたのかもしれないけど
まあ、自分のブログでも書いてますが、使うことにシフトしていかないともったいないわね pic.twitter.com/Sg6Sgqt1TT— 神高十真 (@tohma_kandaka) June 14, 2019
各分野のプロの方から見れば、いずれも中途半端なレベルだと思います。
上には上がいらっしゃいます。
学習、習得に時間がかかってもいいじゃない【開きなおり】
スタートが遅いことを悔やんでも仕方ありません。
心からそう思えたのは、最近のことです。
ブログをこんなに簡単に始められるなら、なんでもっと……、とか(笑)
でもね。
社会人の場合、必要なら、時間をかけて何度でも何歳からでも学び直せばいいんです。
しかも、これからの時代は間違いなく「老後」が長い。
60歳、70歳で何らかの自営業(フリーランス、の方がかっこいいかな)を営んでいる可能性もあります。
たとえば、60歳までに以下のカードがそろっていたとしたら、どうでしょう。
- 日商簿記3級(確定申告を自分でできるレベル)
- 英検3級(中学レベルの単語と文法で会話するレベル)
- 初歩的な IT スキル(ワードプレスでブログを運用できるレベル)
- ニッチな専門分野(貿易実務に限らず、何でも OK )
これらの4枚のカードが揃っていれば、年齢を重ねていても誰かの役に立てます。
ネット経由でお仕事をいただくことも、あるいは自分で情報発信して若い人を導く立場になることもできるでしょう。
あとは、「資格(ハード)」と「実務経験(ソフト)」と組み合わせさればいい。
そうすれば、「資格コレクター」ではなく、本当に仕事で使える知識になります。
それから、大切なことを一つ。
「生活に困っていないなら、大金を稼ぐ必要はない」
結果を焦ると「投資詐欺」とか「情報商材」とか、ろくなことはありません。
「最低限の年金に、自営(フリーランス)で得た収入をプラスして生きていくつもりなら、大丈夫じゃない?」
だって、45歳のぼくが10年頑張ったとして、まだ55歳なんですから。
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あなたも、10年経ったところで、まだまだお若いでしょう?
さらに、我が家の場合、少しだけ年齢差のあるカミサン(姉さん女房)も会社員でいてくれてますのでね。
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呼んだ?
いや、呼んでませんよ(笑)
年金の受給時期が自然とずれるのは、ありがたい。
ぼくが定年をむかえる年に、彼女はすでに年金受給できる年齢になっているはずです。
あせらず、時間を味方につけて生きのびていけばいい。
もちろん、「北斗の拳」みたいな「現物(資源や食料)と暴力」が支配するような世界が訪れたら、話は別ですよ(笑)。
マッドマックス(映画)よろしく、隔離された場所で農業でも営むくらいしか生き延びる方法はないでしょう。
でも、そんなヒャッハーな世界なら、誰もが生活苦なんですから、「自分だけ、良い生活をしよう」なんて思わず、現実を受け入れます。
資格試験、特に基礎的なレベル(級)は人生を変えます
「低いレベルの資格試験なんて、取っても意味が無い」なんて意見がネットではよく見られます。
英検3級なんか取っても意味ないよ、とか。小学生でも5級を取れる、とか。
≫【英検】5級は無意味? 社会人の英検活用術と無料過去問入手法
そう思って人の足を引っ張るのは勝手ですけど、個人的には「低いレベルの資格試験こそ、人生を変えるほど役に立つ」と思います。
というのも、「〇〇3級」って、いずれも「勉強せずに解けるほど、簡単じゃない」からなんです。
どんな分野でも「ゼロ」と「イチ」のステップは、ものすごく大きい。
だから、興味を持った分野を体系的に学ぶなら、入門レベルの資格試験が手っ取り早い。
基礎を学ぶと、一気に「使えるワード(語彙)」と「知識の体系化」が進みます。
しかも、今はインターネットとスマホがあります。
言葉や仕組みを理解していない人は、欲しい「検索結果」にたどり着けません。
だって、何を検索すれば良いのか、ワカラナイのですから。
コストをかけず、効率的に学べる時代です
コストをかけず、効率的に学べる時代です。
特に基礎的、かつ仕事に役立つレベルの資格でも、組み合わせれば力になります。
どんな目標でも少しずつ達成して、楽しいこと、新しいことに挑戦しましょう。
そうすれば、日々の仕事だって楽しめるようになります。
他山の石としてもらえるよう、自身の情けない実情も本サイトでは紹介していきます。
TOEIC のスコアについて【ツイッター民は並みじゃない】
最近、twitter を始めて、「TOEIC 990満点を○○回」と自己紹介に書く若い人の多さに驚いています。
単純に、すごい。受験料だって馬鹿にならないのに。なかなかできることではありません。
ぼく自身の自己ベストは、TOEIC IP(社内受験)の930点です。仕事の後は、辛いんですよね……。
公開テストの受験は、日曜日は子供の習い事の送り迎えとかあるしで、今はやっていません。
肌感覚だと、かなり大きい企業でも TOEIC は730点くらいあれば「英語を仕事で使う」機会を与えられるんじゃないかと思います。
特にぼくみたいなメーカー(製造業)で働く場合は、本業(本職)があるなら630点でも十分、仕事上で貢献できる。
社内で実施される TOEIC IP 630点レベルの英語力と製造、設計、品質管理、営業、資材、人事などの専門知識を組み合わせれば、一人で海外出張できるようになりますからね。
いずれ、この話は別の機会に。
もっと、プライベートな情報【Uターン転職ほか】
20代の後半、生まれ故郷へのUターン転職も経験しています。
年齢: 「四十郎、いや、もうすぐ五十郎だがな」(世界のミフネ風に)の おとめ座
座右の銘:
10代の頃、「ジャパニーズ・イングリッシュの逆襲」という書籍を読ませていただいて以来、ずっと尊敬している、元ボーズ株式会社社長 佐倉住嘉(さくらすみよし)さんの座右の銘にあやかり、「人事を尽くして天命を待つ」という心情で何事も取り組みたいのですが、まだまだその境地には至っていません。
逆に、自分の天命とは何なのか、といまだに迷っていたり。とうに「不惑」は過ぎたのですが。
Do the likeliest、and God will do the best.
また、人事を尽くすといっても、いわゆるストイックになる必要はないと思っています。
特に、他人には。
家族だってそうです。カミさんや子供には、毎日を楽しんで欲しい。
自分の価値観を押し付ける必要はありません。
ひとはひと、うちはうち。
何事も楽しんで、HAPPYに取り組んでいきたいものです。
苗字について:
パワプロの神高 龍(かみたか りゅう)<彼、かっこかわいい(死語?! )ですよね>のようにカミタカと読む方もおられますが、私の場合は「かんだか」と読みます。
神高姓のルーツは四国高松にあるんだそうです。
連絡、コンタクトしたい方へ| Slack も始めました
ツイッターのメッセージ機能を使えるようにしています。
Twitter: @tohma_kandaka
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あるいは、トップページの「お問い合わせ」から電子メールでご連絡ください。
可能な限り、質問にはお答えしますが、答えられない内容もあります。
そうそう、「ビジタブル」読者の方の「雑談」用に無料の slack も始めました。
参加を希望される方は、プライベートで使っている「メールアドレス」を連絡ください。
招待メールを「 slack 」経由でお送りします。
すでに10名弱の方にご参加いただいています。
「ビジタブル」ライクなブログを始めたけど、困っている方もどうぞ
「ビジタブル」みたいなブログを始めてみたけどどうも……、という方にもアドバイスします。
ワードプレスでブログを始めるだけなら、土日を使えばできますので、問題はその先ですよね。
始めてみて、どこかで引っかかるようなら、いつでも連絡ください。
参考にしてきた動画やブログ記事をご紹介します。
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トレンドブログや美容ブログ、お金の儲かるサイトの作り方、なんて質問にはアドバイスできませんけど、それこそブログ運営の基礎的なことであればお伝えできます
怖くないので(笑)、お気軽にご連絡ください。
「お問い合わせ」からいただいた貿易に関する質問メッセージがきっかけで交流が続いている方が何人もいらっしゃいますのでね。
「参考になったから、コーヒーでもおごってあげようかな」と思ってくださる方へ
時々、メールなどで面白かった、役に立った、などのありがたい感想をくださる方がいらっしゃいます。
そのお言葉で十分に幸せ、ありがたい。
実際、本当にそうなのですが、もし「面白かったから、コーヒーでもおごってあげようかな」と思ってくださるなら、謹んで頂戴いたします。
≫Amazon の Wishlist(ほしいものリスト) はこちら
豆から挽いて作るコーヒーが好きなもので……。ありがとうございます<(_ _)>。