こんにちは。
とあるメーカーで海外営業や貿易実務をしながらブログを書いている神高(かんだか)です。
先日、年下の同僚から「日商簿記3級の合格率って意外と高いんですね?」とたずねられました。
たしかに、見た目の合格率は2019年11月17日実施の第153回が「 43.1% 」でしたから、かなりの人が合格するんだな、との印象を持っても不思議ではありません。
100人受験して、約43人が合格しているわけですからね。
ただ、この数字にはカラクリがあることに気づかないと、苦戦してしまうかも知れません。
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簿記3級は、勉強する覚悟なしで合格できるほどに簡単な資格ではないんです。特に、最近は難化してましてね……。
そのカラクリとは。
【意外】簿記3級の本当の合格率から見える事実とは?|2020年版
2019年を含む過去の合格率は、商工会議所の公式サイトで知ることができます。
最新の情報をこちらに引用しましょう。
| 回 | 受験者数 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 153(2019.11.17) | 99,820名 | 80,130名 | 34,519名 | 43.1% |
| 152(2019.6.9) | 91,662名 | 72,435名 | 40,624名 | 56.1% |
| 151(2019.2.24) | 104,357名 | 80,360名 | 44,302名 | 55.1% |
| 150(2018.11.18) | 111,657名 | 88,774名 | 38,884名 | 43.8% |
| 149(2018.6.10) | 101,173名 | 79,421名 | 35,189名 | 44.3% |
| 148(2018.2.25) | 102,212名 | 78,243名 | 38,246名 | 48.9% |
| 147(2017.11.19) | 113,559名 | 88,970名 | 35,868名 | 40.3% |
| 146(2017.6.11) | 102,077名 | 80,227名 | 40,880名 | 50.9% |
だいたい、合格率は40%から60%の間で動いていることがわかりますよね。
これは、このくらいの人が合格するように日本商工会議所が問題の難しさを調整している結果です。
そして、合格ラインは常に「70%以上」です。
つまり、過去に出された問題を解き、70%以上得点できるように練習を繰り返すことが合格への近道です。
ただ、もう一つ注目して欲しい事実があります。
それは、「受験者数」と「実受験者数」の差です。
簿記3級の本当の合格率は34.5%(2019年11月実施の第153回の場合)
2019年11月17日に実施された第153回で考えてみましょう。
- 受験者数:99,820名
- 実受験者数:80,130名
- 合格者数:34,519名
- 合格率:43.1%
ここで「受験者数」と「実受験者数」に19,690名もの差があることは注目すべきでしょう。
というのも、80,130 ÷ 99,820 = 0.802、つまり約2割の人は当日、試験会場に現れていないからです。
もちろん、当日の体調不良や休養を理由とする人もいらっしゃるでしょう。
しかし、中には当日の朝、「とても合格できないから」とあきらめてしまう人も含まれていることは間違いありません。
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ぼくも若いころ、ある資格試験の受験を当日、見送ったことがあるので、その気持ちはよくわかります。後味が悪いんですよね……。
受験しようと考えて、申し込みした時点ではチャレンジすると心に決めていたわけですよね?
でも、試験を受ける前に棄権した、あるいはあきらめざるを得なかった。
そんな方たちを分母とした「本当の」合格率は、34,519 ÷ 99,820 = 0.345、つまり 34.5%です。
どうですか?
ちょっと油断できないな、と思えてきませんか?
合格率は1年(全三回)の間に変化することを知っておきましょう
最初に聞いた見かけの数字よりは厳しそうだ。
などと脅しているわけではなく、事実として直前にあきらめてしまう人が一定数いることは知っておきましょう、ということです。
とはいえ、試験の難しさに波があることも確かで、チャンスはめぐってきます。
とくに、3回続けて難しい(40%に近い合格率)ことは(ほぼ)ない、という点は注目です。
どこの連続3回(つまり1年間)を切り取ってみても、少なくとも1回は50%に近い、あるいは50%を超える合格率の回がありますからね。
もっとも厳しかったであろう「147回・148回・149回」でも「40.3%・48.9%・44.3%」ですから、第148回に合格しやすい問題がめぐってきているのです。
ですから、(最悪)3回受けるつもりなら、1回は合格しやすい年が回ってきます。
そして、3回の受験は1年で終わります。
簿記3級の本当の合格率から見える事実とは?【2024年版】|まとめ
日商簿記3級は、誰でもチャレンジできる資格や知識の中でも「本当に役に立つ」「一生、使える」ものなので、必要性を少しでも感じたら、ぜひ挑戦してみましょう。
- 「模擬試験を受ける」
- 「過去問を取り寄せる」
- 「試験当日に早起きして試験会場に向かう」
といった程度の行動力があれば、このアイテム(武器)は自分のものになります。
簿記3級は一日30分、いや15分でも学習を続けられるなら、十分に狙える「価値のある」資格です。
基本、試験問題は「足し算」と「引き算」で構成されていますし、試験中に電卓が使えますからね。
そうそう。
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手順はこちらの記事にまとめています。
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