こんにちは。
とあるメーカーで海外営業に就いて20年超の神高(かんだか)です。
簿記3級(日商の3級)なんて「誰でも受かるよ」と社内の先輩たちは簡単そうに言うかも知れませんけど、なかなか「やばい」試験ですよね。
「かっこいい」じゃなく「危険」という意味で……。
英検でも他の資格試験でも同じですけれど、3級は「初心者」よりは少し上に行かないと合格できないテストです。
ということで、今回は試験が残り1ヶ月となった方へ簿記3級まで残り1ヶ月となった時にやりたいこと「3選」をお伝えします。
最後に、日商簿記3級のテキストその他教材セットを無料でもらう方法を紹介しています。
テキスト、問題集、動画まで揃った完ぺきな教材です。
気になる方は、一番最後だけでもどうぞ。
簿記3級がやばい仕上がりの社会人へ|残り1ヶ月でもやりたい「3つのこと」

簿記3級がペーパーテストである以上、必ず「傾向」と「対策」が存在します。
通関士試験や英検1級など、歳を重ねてから合格してきた視点から「日商簿記3級、残り1ヶ月でもやりたい3つのこと」をお伝えしましょう。
過去問(かこもん)を取り寄せて、ながめてみよう|やりたいこと①
過去問(かこもん)を取り寄せて、ながめてみよう。
試験まで残り一ヶ月の段階で「やりたいこと」です。
あなた、もしかして、「過去問」を一度も見たことがないのでは?
あるいは、手元にあるけど本を開いていない。
英検1級に3回落ち、通関士試験も4回目でようやく合格した張本人だから白状します。
- 「まだまだ解けない。勉強が進んでから過去問を見よう」
- 「過去問は貴重な力試しの資料だから、直前に本番をイメージして解こう」
なんて考えていると、一度も過去問を通読することなく、試験本番をむかえることになりますよ。
だから、1回分でかまわないので、前回の本試験を「ながめて」みましょう。
試験本番まで1ヶ月でも時間があるなら、本番と同じ2時間で解く、なんてことはしなくてかまいません。
というか、そんなのできないでしょう。
できるなら、一発で合格なんですから。
最新の1回分を解かずにながめて、解答と解説も一通り、読んでみるのです。
その時、試験問題をつくる人の気持ちを想像しながら読むと、吉です。
試験問題をつくる人は、毎回、「レベル」「出題範囲」「問題の構成」などのバラツキがある範囲に収まるように調整していきますからね。
合格ラインを意識して、得点のイメージをつかもう|やりたいこと②
合格ラインを意識して、得点のイメージをつかもう。
これが、試験まで残り1ヶ月の段階でしておきたいことの二つ目です。
日商簿記3級の場合、合格点は「70%」以上となっています。
配点はあるものの、だいたい10の質問に対して7つ、正確に紙に書いて答えられるなら合格です。
たとえば、ぼくが4年目で合格した通関士試験は、合格者の数を調整するために3科目目「通関実務」の合格ラインを「試験後」に変えます。
(本当なんですよ。年によっては3科目目が得点率50%での合格もあり得ます。その代わり、問題が鬼ムズですけれど……)
でも、簿記3級は常に70%の合格ラインを維持しています。
ものすごく簡単な問題で構成された回でも、あるいはその逆でも、7割で正解を導き出せるならゴールだと思えば、少しは気が楽になりますよね。
やれることを、やりきればいいんですから。
不変の大問1(仕訳の問題)でリズムをつかみ、残りの大問4つで点数を拾っていくイメージです。
そのためには、大問1の「仕訳問題」でしっかり得点したいところ。
実際、マネーフォワードなどのクラウド会計で確定申告(青色申告)をするようになって一番役に立ったのは、基礎的な「仕訳」の知識ですからね。
公開模試があるなら、有料でも受けにいってみよう|やりたいこと③
公開模試があるなら、有料でも受けにいってみよう。
これが「残り1ヶ月でもやりたいこと」の3番目です。
コロナウイルス問題で中止するスクールもありますけれど、試験本番と同じ2時間を計りながら大教室で実施してくれる公開模試があるなら、ぜひチャレンジしましょう。
どのスクールも、模擬試験だけならものすごく安価(低コスト)ですし、学校によっては模擬試験を無料で実施するところもあるからです。
実際、ぼくも東京で働いていた頃、大原の無料公開模試を受けさせてもらったことがあります。
たぶん、皆さんも同じだと思うのですが、自分に甘いですよね(笑)。
2時間もの枠を自宅で連続して用意するのは、とても難しいことです。
子供が任天堂スイッチの設定を聞きに来たり、奥さんがエアコンの水漏れについて相談してきたり、宅配便が届いてハンコを押しに玄関に出たり、そのまま届いたアマゾンの箱を開けて雑誌を読みふけったり。
そんなことでは、とても二時間の模擬試験を完走できません。
公開会場の模擬試験で体験しておきたいのは、以下の二つです。
- 初めてみる問題で、いかに部分点を取るかの「四苦八苦」
- 試験の終盤で、書き間違い、勘違いを見つけるための「どたん場の見直し」
1.の「四苦八苦」は、日商簿記3級がときどき出すマイナーな試算表(集計表)問題への対応力を付けるためです。
人は、試験本番で初めて出会う問題にうろたえます。
「勉強した範囲じゃない!」と。
しかし、めったに出ないだけに、実は2時間の試験時間の5分の1(20分~)あれば、その場で解答できるケースも多いのです。
試験問題をしっかり読み、与えられた条件と資料(一覧表、集計表など)を冷静にチェック。
縦横の足し算、引き算で部分点を拾っていたら、結果的に満点に近い点数になった、なんてことは十分にありえます。
2.の「どたん場」は、合否を分ける1点を拾いに行くためです。
人間、一度出した答えを「疑いの目」で見なおすのは至難の業(わざ)です。
自分は「正しい」と思って解答欄に答えを書いているのですから。
しかし、「合格」「不合格」を分けるのは、じつに「首の皮一枚」。
制限時間が迫るなかでどこまで冷静に問題の見直しをし、震える手で字を消しながら正しい(と信じる)答えを答案用紙に書けるのか。
やはり、一度体験しておいた方が、本番も安心です。
簿記3級がやばい仕上がりの社会人へ|残り1ヶ月でもやりたい「3つのこと」|まとめ

ここまでの内容を目次で振り返っておきましょう。
もし日商簿記3級に申し込んだ状態で残り一か月を迎えているなら、勝ったも同然です。
というのも、多くの受験生は勉強をしていても申し込む勇気がなく、見送ってしまうからです。
そして、申し込んだにも関わらず、試験本番の日に会場に現れない生徒も一定数います。
商工会議所の公式サイトでもはっきり合格率、そして辞退者は数字で示されているんですよ。
つまり、一部の人はせっかく受験料まで払ったのに、みすみすチャンスを捨てている。
あきらめたら、そこで終わりだというのに。
試験当日、2時間を目いっぱい使って戦ってみましょう。
ぜんぜん勉強できてない、なんて言っても、残り一か月の状態で試験を見据えて準備して、試験会場に現れるだけで10人のうち、7、8人目くらいにはいます。
合格率が 50% 前後ある試験で10人中7、8番手につけているなら、ワンチャン以上、合格する可能性があります。
遠くから、応援していますよ。



