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「つくる責任つかう責任」とは?|メーカーなら知っておきたいSDGs

英語・仕事

こんにちは。

とあるメーカーで海外営業に20年以上関わっている神高(かんだか)です。

最近、SDGs(読み方:エスディージーズ)という言葉をよく耳にしませんか?

SDGs は国連が提唱する「 Sustainable Development Goals (読み方:サステナブル デベロップメント ゴールズ)」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれます。

The Sustainable Development Goals are the blueprint to achieve a better and more sustainable future for all. They address the global challenges we face, including those related to poverty, inequality, climate change, environmental degradation, peace and justice. The 17 Goals are all interconnected, and in order to leave no one behind, it is important that we achieve them all by 2030.

参照:-「UNITED NATIONS(国連)」About the Sustainable Development Goals

全部で17ある SDGs の中で、12番目「つくる責任つかう責任: RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION」は何かの製品(プロダクト)を提供している企業や団体、特にメーカー(製造業)であればどうしても避けて取れません。

今回は「つくる責任つかう責任」とは何か、に着目して説明していきましょう。

神高
神高

細かいですけれど漢字を使ってません。つまり、「作る責任使う責任」ではない、ということにも注意しましょう。

「つくる責任 使う責任」とは?|メーカーなら知っておきたいSDGs

SDGs は日本国として取り組む姿勢をはっきりされていて、外務省も「 SDGs JAPAN Action Platform 」というウェブサイトや公式動画を作成しています。

神高
神高

動画はわずか「3分」で概要がわかるようにつくられていますから、一度はご覧ください。英語版に日本語字幕でわかりやすいです。

その中の12番目が「つくる責任つかう責任」です。

元々の表記は「 RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION 」。

この理念は製造業なら必ず向き合わなくてはならないものです。

( responsible : 責任のある、consumption : 消費、使用、production: 製造、生産)

「つくる責任 使う責任」を掲げる日本企業の例

日本企業の中で「つくる責任つかう責任」を掲げている企業は外務省がまとめてくれています。

企業へのリンクも紹介されているので、わかりやすいですよね。

住友化学株式会社」や「住友商事株式会社」などの財閥系の大企業、「小川珈琲株式会社」のような特定の専門分野で大きな知名度を持つ企業が目立つ一方で、自治体(大阪府)や大学・学校(九州大学大学院)なども取り組んでいることがわかります。

また、地方の企業も取り組んでましてね。

地元岡山であれば、たとえば岡山県岡山市北区中山下にある「岡山ビューホテル(株式会社セントラル・パーク)」です。

会社のトップから「わが社も SDGs に取り組んでいこう」との方針が出された時、他分野であっても同じ製造業やメーカーであれば参考になります。

せっかく外務省が情報をまとめてくれていますから、ここから事例集を探っていきましょう。

「つくる責任つかう責任」を掲げる海外企業の例

カラフルなコンテナ

日本の企業だけで「つくる責任つかう責任」の事例を集めても、なんとなく物足りないな、ということはあると思います。

そんなときは、Google に世界的な有名企業を入れて検索してみましょう。

たとえば、こんな感じです。

神高
神高

DANONE(ダノン)もSIEMENS(シーメンス)も確かに取り組んでいます。ただ大規模なので、大企業じゃないと参考にならないかも。

それから、英語版のロゴを画像検索するのも一つの方法です。

17項目全部のロゴ(英語、日本語の対比)や大阪でのイベントの様子などを別記事にまとめていますので、検索のときに参考としてください。

「つくる責任つかう責任」とは?|メーカーなら知っておきたいSDGs【まとめ】

最後に、今回の内容をまとめておきましょう。

17ある SDGs = Sustainable Development Goals の中で、企業に勤める会社員がもっとも取り組む可能性が高いであろうゴールがこの「つくる責任つかう責任」です。

ただ、一つだけでは取り組みの幅が狭くなりますし、何より社内の様々な部署を巻き込んでみんなでやってみよう、という機運を盛り上げていくには、ほかのゴールと組み合わせることがポイントだろうと思います。

たとえば、「プラントなどの水処理装置の部品を作っていて」x「全社員に副業や自己実現のための長期休暇を認める制度を導入しています」なんて企業があるとすれば、「以下のゴールに取り組んでいきます!」と世の中に発信できるでしょう。

  • RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION : つくる責任 つかう責任
  • DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH : 働きがいも経済成長も
  • LIFE BELOW WATER : 海の豊かさを守ろう

あくまで架空の事例からの発想ですけれど、このように考えていけば、あらゆる企業で応用できると思います。

17のゴールについて、英語と日本語のロゴを並べて紹介した記事も書いています。

あわせて参考としてください。

2015年9月の国連サミットで採択されて徐々に知名度を得ていますから、英検準1級や1級のライティングや面接のテーマとしても、これから大切になるでしょうね。

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管理人の自己紹介
この記事を書いた人
Tohma Kandaka

神高 十真(かんだか とおま)
1974年生まれ
地方企業(メーカー)の海外営業職
貿易実務、英語などを一緒に学ぶビジタブル|busitable の中の人
通関士試験合格(3科目)、英検1級、TOEIC 900点-(計測中)、日商簿記2級、知財技能士2級など

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