SDGsのアイコン、英語版と日本語版とを比較しながら解説

英語・仕事

メーカーで海外営業として働きながら英語を学び続け、44歳になってようやく英検1級を取得した神高(カンダカ)です。

政府(特に外務省)、大企業だけでなく、個人にも広まってきている SDGs – Sustainable Development Goals(通称、エスディージーズ)。

英検1級のライティングやスピーキングで出題される分野と重なりますし、徐々に企業の間にも考え方が浸透してきているので、気になっている「キーワード」でした。

そんなおり、2019年6月15日に私用で立ち寄ったグランフロント大阪で「 SDGs MIRAI KAIGI 」というイベントを発見。

パナソニックや Benesse、AGC など、各社のブースを楽しく回らせていただきました。

今後、ますます広まっていきそうな「 SDGs 」について整理します。

英検二次試験のネタとしても、これから増えていきそうですよね。

神高
神高

今回は、英語版と日本語版のアイコン、記載内容の対比も用意しましたよ

ちなみに「30日間無料」で試せる Kindle Unlimited ( Amazon の読み放題サービス)にも、こんな入門書があります。

さっそく、「30日間無料」で読んでみましょう。

概要をさっと短時間で知りたいとき、この手のムックは便利で助かります。

  1. SDGs「持続可能な開発目標」は国連サミットで採択された世界共通の目標
  2. 17のテーマとロゴ(英語、日本語) ~ 企業、団体、個人でも貢献できる
      1. 1. NO POVERTY : 貧困をなくそう
      2. 2. ZERO HUNGER : 飢餓をゼロに
      3. 3. GOOD HEALTH AND WELL-BEING : すべての人に健康と福祉を
      4. 4. QUALITY EDUCATION : 質の高い教育をみんなに
      5. 5. GENDER EQUALITY : ジェンダー平等を実現しよう
      6. 6. CLEAN WATER AND SANITATION : 安全な水とトイレを世界中に
      7. 7. AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY : エネルギーをみんなに そしてクリーンに
      8. 8. DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH : 働きがいも経済成長も
      9. 9. INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE : 産業と技術革新の基盤をつくろう
      10. 10. REDUCED INEQUALITIES : 人や国の不平等をなくそう
      11. 11. SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES : 住み続けられるまちづくりを
      12. 12. RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION : つくる責任 つかう責任
      13. 13. CLIMATE ACTION : 気候変動に具体的な対策を
      14. 14. LIFE BELOW WATER : 海の豊かさを守ろう
      15. 15. LIFE ON LAND : 陸の豊かさも守ろう
      16. 16. PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS: 平和と公正をすべての人に
      17. 17. PARTNERSHIPS FOR THE GOALS : パートナーシップで目標を達成しよう
      18. SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS : 総合ロゴ
  3. いずれも英検1級の「ライティング」「スピーキング」に出そうなテーマ
  4. まとめ:アイコン(ロゴ)の改変や盗用は NG ですが、広く使える(らしい)

SDGs「持続可能な開発目標」は国連サミットで採択された世界共通の目標

「持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)」は、世界が抱える様々な問題を2030年までに解決するために作られた世界共通の「17の目標(原文では 17 goals)」です。

国連の公式動画 (Youtube)はこちら。

数十秒なので、ぜひ、ご覧ください。英語版の字幕も付いています。

2015年9月の国連サミットで採択されました。

神高
神高

「 Development 」については、「開発」という日本語が持つ印象だけでなく、「発展」「成長」「発達」「変わっていくこと」といった意味を含んでいると理解すれば、イメージしやすいでしょう。

世界中の国や自治体、企業、団体が注目している理念であり、2025年の開催が決定している大阪万博でも、ひとつの目標として SDGs が掲げられています。

今回、大阪駅のイベントを仕掛けていたのは、「未来会議実行委員会」。

グランフロント大阪で開催されていたのは、子どもたちとファミリー向けの For FAMILY「 SDGsこどもサミット 」というものでした。

スタンプラリーや、特に小さなお子さんが楽しんで学べる教材を用意するなど、楽しいイベントとなっていました。

個人的には、Calbee から分社化された「カルネコ株式会社」さんの取り組み(カーボンオフセットを織り込んだ販促物提供のプラットフォーム)が印象に残りました。

17のテーマとロゴ(英語、日本語) ~ 企業、団体、個人でも貢献できる

「17の目標」は壮大なようでいて、身近な内容を含んでいますから、2030年の達成を目標にどんな企業、団体、個人も貢献できる可能性があります。英語、日本語を並べて、具体的にみていきましょう。(英語、日本語とも、公式のロゴ(アイコン)からの転載です。使用のためのガイドラインはこちら

国連の公式サイトには、Photoshop など高解像度で用いるための PDF 形式もあります。

1. NO POVERTY : 貧困をなくそう

NO POVERTY、つまり「貧困をなくそう」というスローガンです。アイコンは相互の助け合いを表しているようですね。

 

(poverty : 貧困、困窮、poor の名詞形 )

2. ZERO HUNGER : 飢餓をゼロに

ZERO HUNGER、つまり「飢餓をゼロに」しよう、という呼びかけです。

 

( hunger : 飢餓、空腹、hungry の名詞形)

3. GOOD HEALTH AND WELL-BEING : すべての人に健康と福祉を

GOOD HEALTH AND WELL-BEING、これは「すべての人に健康と福祉を」と唱えています。

 

( well-being : 福祉( welfare )、福利、幸福)

4. QUALITY EDUCATION : 質の高い教育をみんなに

QUALITY EDUCATION、こちらは「質の高い教育をみんなに」という理念です。

 

( education : 教育、学び)

5. GENDER EQUALITY : ジェンダー平等を実現しよう

GENDER EQUALITY、これは「ジェンダー平等を実現しよう」という内容です。

( equality : 平等、同等、equal (イコール)の名詞形)

6. CLEAN WATER AND SANITATION : 安全な水とトイレを世界中に

CLEAN WATER AND SANITATION、すなわち「安全な水とトイレを世界中に」と求めています。

(sanitation : (公衆)衛生、サニタリー)

7. AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY : エネルギーをみんなに そしてクリーンに

AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY、こちらは「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を提唱しています。

( affordable : 手頃な価格で手に入りやすい)

8. DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH : 働きがいも経済成長も

DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH、これは「働きがいも経済成長も」と訳しています。ただ、decent work が「働き甲斐」なのかどうかは個人差があるかも。

( decent : まともな、きちんとした、見苦しくない)

9. INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE : 産業と技術革新の基盤をつくろう

INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE は「産業と技術革新の基盤をつくろう」という理想です。全世界でね。

( Infrastructure : 社会的な基盤)

10. REDUCED INEQUALITIES : 人や国の不平等をなくそう

REDUCED INEQUALITIES、これは「人や国の不平等をなくそう」という願いです。

( reduced : 低下、減少、inequalities : 不平等)

11. SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES : 住み続けられるまちづくりを

SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES、これは「住み続けられるまちづくりを」と主張しています。いまや「ロハス( LOHAS )」などといった形で日本語化した感さえある「サステナブル」をここでは使っています。

( sustainable : 継続できる、 sustain で継続、維持、持続)

12. RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION : つくる責任 つかう責任

RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTIONは「つくる責任 つかう責任」と訳されています。この理念は製造業なら必ず向き合わなくてはならないものです。

( responsible : 責任のある、consumption : 消費、使用)

この項目は特にアクセスが多いので、個別に記事にしました。

会社として取り組むときに参考としてください。

13. CLIMATE ACTION : 気候変動に具体的な対策を

CLIMATE ACTION、「気候変動に具体的な対策を」ということ。

( climate : 環境、気候)

14. LIFE BELOW WATER : 海の豊かさを守ろう

LIFE BELOW WATER、これは「海の豊かさを守ろう」という思想を端的に表した言葉です。間違いなく、海のキャパシティの大きさに人類は守られていますからね。

( life : 一般的に「生命」ですが、ここでは生き物、生物、植物)

15. LIFE ON LAND : 陸の豊かさも守ろう

LIFE ON LANDは「陸の豊かさも守ろう」と言い換えられています。海も陸も、ということです。

( life : ここでは、生き物、生物、植物)

16. PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS: 平和と公正をすべての人に

PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS、これは「平和と公正をすべての人に」ということで、ハトと裁判を表すハンマー(小槌)が描かれています。

( institutions : 機関、制度 ここでは裁判制度などの意)

17. PARTNERSHIPS FOR THE GOALS : パートナーシップで目標を達成しよう

PARTNERSHIPS FOR THE GOALS、最後のまとめは「パートナーシップで目標を達成しよう」で締めくくられます。

(partnerships : 協力関係)

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS : 総合ロゴ

いずれも、「わかってはいるんだけど、簡単ではなさそう」なテーマですよね?

でも、シンプルな「英語」「日本語」のコンセプトをカラフルな「ロゴ」にしてくれたおかげで、自分たちの問題として、取り組みやすく思えてきませんか?

企業も各種団体も、あるいは個人でも、これらのいずれかに貢献することは可能だと思います。

このサイト( busitable )であれば、さしずめ「 4. QUALITY EDUCATION 」「質の高い教育をみんなに」や「9. INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE 」「産業の技術革新と基盤をつくろう」でしょうか。

いずれも英検1級の「ライティング」「スピーキング」に出そうなテーマ

2018年、英検1級に取り組み、ライティングスピーキングともにアウトプットの訓練をしました。

その時の経験に基づけば、今回、ご紹介した17件全て、いずれもいろいろな切り口で出題される可能性が高いテーマであることがわかります。(あるいは SDGs 自体が出題される可能性もあります)

人類共通の取り組むべき課題として、国連で認識されているわけですから、興味があれば国連本部の資料もあたってみましょう。

UNITED NATIONS が全世界に向けて発信しているので、平易でわかりやすい英語が用いられています。

(しかし、こういう時、右上の言語の選択肢に「日本語」がないのは残念ですね……)

 

神高
神高

ちなみに、英検1級のライティングとスピーキングの参考書、もっともオススメできるのはこちら。目次だけでも、ワクワクしません?(そうでもない?)

「積極的に日本は移民を受け入れるべきか?」といった賛成、反対の両方で書けそうな論点だけではなく、「核兵器は廃絶すべきか?」など、「そんなことに反対する人がいるのか?するとしたらどんな主張をするんだ?」というテーマもしっかり同じボリュームの例が示されているのが、この本の面白いところなんですよね。

英作文、とありますけど、英検二次の面接対策にも使えます。

まとめ:アイコン(ロゴ)の改変や盗用は NG ですが、広く使える(らしい)

ここで、一気におさらいしておきましょう。

企業も個人も、あるいは英検の学習をしている人にもお役に立てるように、全方位からご紹介してきました。

SDGs のロゴの使用に関しては、商用利用、営利目的を含めてかなり寛大なところがある(らしい)ので、少し研究してみたいと思います。

 

神高
神高

当然ですが、No. 2 の「 ZERO HUNGER 」をラーメン屋の看板に使うとか、無断の改変、盗用とかもダメですよ

 

17の課題は、元来、いずれも重いテーマであるものの、「前向きに、みんなで取り組んでいけば解決できるのだ!」という国連の主張がカラフルなロゴから伝わってきます。

最初は「いっちょかみ」的な興味、関心でも良いと思うので、2030年に向けて、皆で取り組み続けていきましょう。

神高
神高

ちなみに「30日間無料」で試せるアマゾンの「 Kindle Unlimited 」にも、こんな入門書があります。タダで読めます。

さっそく、「30日間無料」で読んでみましょう。

概要をさっと知りたいとき、この手のムックは便利ですよね。

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