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一発逆転したい会社員に簿記資格がおすすめの理由|可能性は、公認会計士まで

こんにちは。

とある地方の中小企業で海外営業の仕事をしている神高(かんだか)です。

もしかして、

考え中…
考え中…

あー、人生、一発逆転する方法はないかな……

なんて、不謹慎なことを考えていますか (^^

逆転人生を狙って、あまり安易な行動を取ると、バイナリーオプションや秒で儲かる USB メモリを売りつけられたりするので、十分に気を付けてください。

ただ、もし、あなたが会社員などいわゆるサラリーマンであれば、一つ、おすすめがあります。

「簿記」資格です。

一発逆転したい会社員に簿記資格がおすすめの理由|可能性は、公認会計士まで

「簿記」資格、特に日商(日本商工会議所)の簿記資格は、今の時代もおすすめです。

その理由を、これから説明します。

※ 記事の最後にお得な情報を載せています。興味がある方は先にこちらからどうぞ。

1. 簿記資格が一発逆転の鍵となる最大の理由

会社員としてのキャリアを築いていると、多くの人が「このままでいいのか?」と感じる瞬間があるでしょう。

ぼくも、50歳を迎えると少し薄まっていますが、それでも心のどこかでずっと感じています。

勤め人であれば、誰でも同じでしょう。

仕事にマンネリを感じたり、キャリアの先行きに不安を覚えたりすることは珍しくありません。

そんなとき、一発逆転の手段として「簿記」資格を取得することは非常に有効です。

というのも、「簿記」資格には、細かなステップがすでに準備されており、最高峰トップも明確だからです。

日商簿記3級から始まって、2級、1級、さらにその先には税理士試験や公認会計士試験が用意されています。

しかも、日商簿記3級であれば、勉強時間20時間程度でも本試験にチャレンジできます。

初めての簿記3級試験で高得点を取れるなら、簿記・会計の分野で「才能アリ」と自信を持っていい。

調子に乗って、2級、1級とハードルを上げて、それでも楽しく勉強が続けられるならば、自分の新しい適性に気づいたことになります。

2. 簿記資格がもたらすスキルと知識

簿記資格を取得することで得られるスキルと知識は、どのような業界でも通用するものです。

簿記とは、企業や個人の経済活動を記録・計算し、財務状況を把握するための技術です。

具体的には、以下のようなスキルを身につけることができます。

2.1 基本的な会計知識

簿記を学ぶことで、貸借対照表や損益計算書などの基本的な会計書類を理解する能力が身につきます。

これらの書類は、企業の財務状況を把握するために不可欠なものです。

会社員として、自社の財務状況を理解することは、経営判断をサポートする上で非常に重要です。

たとえば、将来、営業所の支店長や子会社の責任者になる、なんて未来を描いているのならば、簿記の知識は大変、役に立ちます。

2.2 資金管理能力

資金の流れを正確に把握し、適切に管理する能力も簿記を通じて得られます。

これにより、無駄な出費を抑え、効率的な資金運用が可能になります。

特に中小企業では、このスキルが経営の安定に直結することが多いといえるでしょう。

上司、あるいは役員などに、そういったスキルがあることをさりげなく PR しておくことで、管理職への適性、あるいは意欲を見せることができます。

2.3 分析力と問題解決能力

財務データを分析し、経営課題を見つけ出す能力も向上します。

例えば、営業職であれば、売上が伸び悩んでいる原因を特定し、改善策を提案することができるようになります。

また、品質管理やアフターサービスなどの部門であっても、経費の管理や予想などを行う上で、簿記の知識は役に立ちます。

これにより、会社全体のパフォーマンス向上に貢献することが可能です。

3. キャリアアップと転職市場での優位性

簿記資格は、キャリアアップや転職市場での競争力を大幅に向上させる強力なツールです。

ほんとかな、と心配するくらいなら、実際に求人サイトで検索してみてください。

事務補助から営業の企画職など、さまざまな職種で多数の求人が出ているとわかるでしょう。

3.1 社内での評価向上

もちろん、本当に転職する必要はありません。

「転職しようと思えばできる」という自信が、日々のメンタルを安定させてくれますし、結果として、今、属している社内の評価にもつながります。

特に人出不足が進む現代。

簿記資格を持っていることで、上司や同僚からの評価が高まることは間違いありません。

特に、経理部門以外の部署で働いている場合でも、財務に関する知識は大いに役立ちます。

これにより、プロジェクトの予算管理やコスト削減提案など、さまざまな場面でリーダーシップを発揮することができます。

2.2 転職市場での需要

現在の転職市場では、簿記資格を持っている人材が非常に高く評価されています。

特に、経理・財務部門はもちろん、営業や企画などの部署でも、そのスキルは重宝されます。

企業は、財務に強い人材を求めており、簿記資格はその証明となります。

実際、ぼくの勤めている会社や取引先でも、部門長や拠点長、あるいは子会社の管理職などを置こうとしたときに、適任者が見つからない、という事例を多く見るようになってきました。

全然関係ないところから転職組を受け入れる。

馴染める人もいるし、合わずに早々に辞めていく人もいます。

その意味では、長く働いてくれて、信頼できる人材が社内にいる、というだけで、レアな時代がもう来ている、といえそうです。

2.3 高収入ポジションへのステップアップ

簿記資格を取得することで、高収入ポジションへのステップアップが可能になります。

例えば、管理職や専門職への昇進を目指す際、簿記の知識は強力な武器となります。

また、将来的には税理士や公認会計士など、さらに上位の資格取得を目指すこともできます。

特に「公認会計士」というのが最強の資格で、高卒でも受験資格があるライセンスです。

しかも、「税理士」として登録・営業できるのがすごい。

公認会計士資格だけであれば地方都市での活用は難しいケースもあるでしょう。

しかし、税理士として活動すれば、例えば地元に残って親子三世代で生活しているような人も、目先の仕事に困ることはありません。

4. 実生活での応用と

簿記資格は、仕事だけでなく実生活でも役立つスキルを提供してくれます。

4.1 家計管理

簿記の知識を使って家計管理を行うことで、収入と支出のバランスを正確に把握することができます。

これにより、無駄な支出を削減し、貯蓄や投資に回す資金を増やすことが可能になります。

特に、将来の大きな支出(子供の教育費や住宅購入など)に備えるためには、家計管理のスキルは非常に重要です。

なにより、簿記3級程度の知識があれば、自分で確定申告できるのが大きい。

給料をもらっている本業以外の所得の総額が年間20万円を超えて確定申告をすることになったとしても、楽勝で対応できます。

4.2 投資の判断材料

簿記の知識は、投資活動にも大いに役立ちます。

企業の財務状況を正確に分析することで、どの企業に投資すべきかを判断する際の重要な材料となります。

また、投資信託や株式投資などのリスク管理にも役立ちます。

ぼく自身はオールカントリーの投資信託を中心に投資を行っていますが、どうしても気になる企業があれば、財務諸表を自分で読んでみる、という楽しみも出てきます。

4.3 生涯学習と自己啓発

簿記資格の取得を通じて得られる知識とスキルは、自己啓発にもつながります。

常に新しい知識を学び続けることで、自分自身の成長を実感することができ、モチベーションを維持することができます。

また、学んだことを仕事や生活に応用することで、さらなる成果を上げることができます。

先ほども書きましたが、組織の長、運営をする側になればなるほど、基本的な簿記の知識は活かせます。

たとえば、ぼくの場合、海外にある営業所(法人)に赴任してくれないか、と言われたときのために、会計の勉強は少しずつ、続けています。

30歳ごろに日商簿記2級まで取得した知識は、間違いなく、血肉となってくれていますね。

まとめ|一発逆転したい会社員に簿記資格がおすすめの理由|可能性は、公認会計士まで

ここまでの内容をまとめておきます。

「一発逆転」のために、仕事をやめたり、転職したりする必要はありません。

決断は、思い切らず、静かに、かつ安全に準備をしていけば良い。

今の仕事を続けながら、まずは20時間程度の学習時間を確保する。

数ヶ月後、簿記3級の資格に挑戦して、自分の「適性」「才能」を試してみる。

結果、一発合格、しかも高得点、ということであれば、間違いなく簿記・会計の才能はありますから、次のステップに進んでいい。

不合格であれば、再挑戦するか、撤退して自分の別の才能を試してみる。

結果として、公認会計士に合格できるほどの「適性」「才能」をあなたは持っているかも知れません。

それさえ、チャレンジしてみないとわかりませんからね。

しかも、たとえ日商簿記2級どまりだったとしても、一般的な会社員としては、十分に評価されるレベルです。

Google やリクルート「20%ルール」と称して、自分の本職以外への取組みを推奨して、社業を発展させてきました。

自分の将来にベットしてみるのです。

*  *  *

ちなみに。

幸い、日商簿記3級のテキストと講義動画は無料で入手できます。

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管理人の自己紹介
この記事を書いた人
Tohma Kandaka

神高 十真(かんだか とおま)
1974年生まれ
地方企業(メーカー)の海外営業職
貿易実務、英語などを一緒に学ぶビジタブル|busitable の中の人
通関士試験合格(3科目)、英検1級、TOEIC 900点-(計測中)、日商簿記2級、知財技能士2級など

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