こんにちは。
とあるメーカーで海外営業に関わって20年超の神高(かんだか)です。
なんて、簿記資格の勉強をするかどうか、迷っているのなら、お伝えしたい。
大学生(大学院生)のうちに日商簿記3級の「勉強をする」だけで、メリットだらけですよ、と。
もちろん、学生のうちに3級、2級と最終合格できたら、さらに素晴らしい。
「就活では2級以上ないと意味がない」なんて声がネットにあったりしますが、気にすることはありません。
それを言い訳に、興味がある分野にチャレンジしないのはもったいない。
20年以上の会社員生活を経て、現在、管理職の一人として若い人を見ている中で気づいた「大学生のうちに簿記3級を取っておく3つのメリット」について解説します。
まとめると、簿記3級を学生の間に取っておきたい「理由」はこの3点に集約されます。
- 簿記・会計分野への適性があるかどうか、実際に試せるから
- 就職後、すぐに簿記3級の取得を推奨されることがあるから
- 副業やフリーランス(個人事業主)でも役に立つ知識だから
そうそう。
個人的によく知っている税理士の「はらすけ」さんもブログを運営しています。
ガチの専門家ですけれど、ご本人同様、軽妙な文章だから会計の分野に興味が出てきたばかりの初心者の方でも参考になるんじゃないかな。
おすすめ:≫社会人が最短で税理士になるための完全ロードマップ(おじ部)
働きながら税理士試験に合格するノウハウなど、プロの視点から、だけどあまり外では言えないことも書かれています。
なぜ大学生は簿記3級を取っておくと得なのか?|就活だけではない3つの「メリット」とは
なぜ大学生は簿記3級を取っておくと得なのか?
主な理由を三つ、紹介します。
時間がたっぷりある時にチャレンジしておくと、就活以外にもメリットがいっぱいです。
簿記・会計分野への適性があるかどうか、実際に試せるから|理由⓵

簿記・会計分野への適性があるかどうか、実際に試せるから。
これが第一の理由です。
商業高校に進んだ人を除けば、簿記検定にチャレンジする高校生はほとんどいません。
同じく、大学生も商学部や経営学部など、一部の専攻を除けば、簿記のテスト、資格試験を受ける機会はありません。
ただ、世の中を見ていると、ごくたまに「簿記」「会計」にものすごく適性があって、社会人になる前後で自分の才能を見いだす人がいるんですよね。
知り合いに、大学では工学部、つまり理系の学部に進みながら、社会人になった後、公認会計士の資格まで取得して活躍している人がいます。
彼が言うには、社会人になって何となく簿記3級の勉強を始めたところ、会計の世界の美しさに魅せられてしまい、結果として公認会計士試験に合格するまでになったらしい。
たしかに、並外れた才能、適性、そして努力があったのでしょう。
公認会計士なんて、国家資格の中でも最難関の一つですからね。
ただ、彼の場合も、簿記の資格について知ることがなければ、(おそらく)今もエンジニアを続けていたわけです。
仕事に貴賤(きせん、上下)はないといわれます。
とはいえ、若くして自分の才能に気づき、難関資格を得て希少価値のある仕事に就けたのですから、人生の選択肢が増えたことは間違いないでしょう。
その「気づき」も、日商簿記3級にチャレンジすることが無ければ得られなかった。
となると、若いうちに簿記3級に挑戦するメリットは大きい、といえます。
就職後、すぐに簿記3級の取得を推奨されることがあるから|理由②
就職後、すぐに簿記3級の取得を推奨されることがあるから。
これが二つ目の理由です。
日本でも有数の大手商社(財閥系といわれるところ)に勤める知人から数年前に聞いた話。(今は違うかも)
なんと、新入社員研修で日商簿記3級を全員に受けさせるらしい。
しかも、理系出身、文系出身、あるいはこれからの仕事にも関係なく、例外なくだそうです。
新入社員は皆、有名大学、難関大学を出た若者ですから、多くの人はしっかり一発合格するそうです。
もちろん、簿記・会計には向き不向きがあって、2回以上、合格までかかる人もいるそうですが……。
それを知って、なるほどな、と。
億単位のお金を動かすようになっても、簿記3級レベルの会計知識は活かせます。
また、商社は子会社がたくさんありますし、企業買収、事業買収も頻繁に行われます。
一つ一つの組織の損益を把握する、という意味でも、基本的な簿記の知識は広く役に立ちます。
大手商社でさえ、財務系、管理系だけでなく、営業その他の部門全員に簿記の検定を推奨されることがある。
この事実は、大企業、中小企業、あるいはベンチャーや自分で起業するにせよ、若いうちに知っておくと学びの指針になるでしょう。
副業やフリーランス(個人事業主)でも役に立つ知識だから|理由③

副業やフリーランス(個人事業主)でも役に立つ知識だから。
これが3つ目の理由です。
大企業に勤めたなら、一生安泰、安心安全、という時代ではありません。
もちろん、北斗の拳やマッドマックスみたいな、暴力と資源が支配する興廃した自給自足の世界が到来するわけではないですよ(笑)。
ただ、1970年代、1980年代に就職したような世代とは違う。
今でも、大きな組織(大企業や役所など)に入ることができる、ということは、社員(仲間)になることを認められたということ。
「この若者なら、将来、我々に貢献してくれるだろう」と期待されていると捉えて、自信を持って会社員、組織人として働いていけばいい。
ただ、トヨタの社長ですら「終身雇用は難しい」と認める時代です。
さらにいえば、リクルートやロート製薬、あるいは DeNA や Softbank などIT 企業のように副業を推奨する会社も出てきています。
となると、多くの社会人が副業、あるいはフリーランス的な働き方をする時代が10年後、20年後に来ないとも限りません。
いや、多分、来るんじゃないかな……。
ぼくのような地方都市の会社に勤めている人でさえ、本人や家族が望むのなら。
その時に、日商簿記3級程度の知識があれば、納税関係で苦労することは、ほぼない。
税理士に頼らずとも、確定申告(青色申告、白色申告)まで一人でできてしまいます。
しかも、今は会計ソフト、特に無料~月千円程度の安価なクラウドサービスがありますからね。
その意味で、簿記3級の資格は、早めに準備しておく価値があるといえます。
なぜ大学生は簿記3級を取っておくと得なのか?|まとめ

ここまでの内容をまとめておきます。
さいごに、
「簿記3級を学生のうちに勉強するメリットはわかった」
「具体的にどうやって勉強を始めたら良いのか」
という方には、ぼくも実際に試した無料で日商簿記3級のテキスト、問題集を入手する方法があるので紹介しておきます。
無料の資料請求でもらえるテキスト、問題集、講義動画を使えば50時間程度で一通り、簿記3級の学習を終えられます。
その後、実際に本試験(オンラインでも可)を商工会議所指定の会場で受けてみて、高得点で3級に合格できるなら、簿記・会計の才能がある、と自信を持って良いでしょう。
3級までなら、ほとんどお金をかけることなく、将来の可能性を広げられます。
キャンペーンが終わっていたら、ごめんなさい。




大学生のうちに簿記3級を取っておくと、メリットはあるのかな?