こんにちは。
とあるメーカーで営業職について20年超の神高(かんだか)です。
なんて悩んでいるあなたにお伝えしたい。
ありますよ、と。
とあるスクールが無料の資料請求をするだけで PDF 版のテキスト(日商簿記3級全範囲の解説+問題集+講義動画)をダウンロードさせてくれると知り、実際に試してみました。
Kindle(キンドル)アプリでも読める電子データを無料でプレゼントしてくれるので、ありがたい。
単なる資料請求ですから、クレジットカード情報なんて、もちろん入力不要です。
電子書籍の表紙と目次、中身のさわり(導入部)のスクリーンショットがこちらです。
この PDF は十分な解像度があるので、Kindle(キンドル) や iPad などのタブレットでも十分読めます。
また、資料請求した後も、特にスクールからしつこい電話や勧誘はありませんでした。
ですから、「とりあえず、簿記に興味があったから資料請求してみた」くらいのノリで取り寄せてみましょう。
丁寧に「簿記3級相当」と書いていますが、実際には「日商簿記3級」の範囲「全部」を押さえていますから、ほかのテキストや問題集は要りません。
- お金をかけずに日商簿記3級まで取ってしまいたい。
- まずは、簿記や会計の世界に適性があるかどうか、すぐに見極めたい
という方には、本当におすすめです。
ただ、本物の入門用テキストの提供なので、もし、キャンペーンが終わっていたらごめんなさい。<(_ _)>
※ 説明会(Zoom・オンライン可)に参加すると、日商簿記2級範囲(商業簿記・工業簿記)のテキスト(無料・いずれか一つ)から選べます。
ぼくも工業簿記(日商簿記2級)のテキストを無料でいただきました。
製造業だったら、工業簿記のイメージはつかみやすいと思いますし、仕事でも役立てやすいでしょう。
【2023年版】簿記3級のおすすめテキストとは?|PDF だからタブレットやパソコンにダウンロードして勉強できる|リモート受験にも対応
無料で資料(テキスト、問題集、ウェブ講義)のリンクが入った、実際にスクール(CPA 会計学院)から届いたメールがこちら。
※ 無料セミナー(オンラインも可)に参加した人は、さらに製本されたテキスト、問題集が1冊、無料でもらえます。
さて、今回、紹介したのは PDF 版の電子書籍とはいえ、簿記の初心者にも再挑戦する人にも「おすすめ」できるテキストでして、実際に PDF のダウンロード画面と講義動画の様子がこちら。
講義動画もテキストの内容に沿ったものが用意されています。
せっかくいただいた参考書なので、今回の「おすすめテキスト」の目次も紹介しておきます。
- 簿記とは
財務諸表(貸借対照表と損益計算書)
財務諸表の概要
貸借対照表
損益計算書 - 簿記の全体像
全体像と帳簿
期中手続き
期末の手続 - 基本的な取引と勘定科目
基本的な取引(現金が増減する取引)
当座預金と小切手 - 商品売買
商品売買の基本的な取引
商品売買から生じる各債権債務
貸倒れ
商品売買の記帳方法(三分法と分記法) - 現金預金
現金
預金
小口現金 - 固定資産に関連した取引
固定資産の賃貸借
固定資産の取得と売却
固定資産の修理 - 資金の賃貸借
資金の貸付・借入 - 給料に関連した取引
立替金・預り金
給料の支払い(源泉徴収) - その他の取引
租税公課及びその他の費用
仮払金仮受金
訂正仕訳 - 帳簿と伝票
主要簿
補助簿
伝票 - 決算I(全体像・決算振替仕訳)
決算の概要
帳簿の締め切り(決算振替仕訳) - 決算II(総論、減価償却、貸し倒れ引当金、売上原価、経過勘定)
決算整理総論
減価償却
貸し倒れ引当金の設定
売上原価の算定(商品の決算整理)
経過勘定 - 決算III(現金過不足、貯蔵品、当座借越)
現金過不足の整理
貯蔵品の整理
当座借越の整理 - 決算IV(精算表、月次決算)
精算表の作成
月次決算 - 株式会社会計・税金
株式会社
税金(法人税、住民税及び事業税、消費税) - 証ひょう、試算表
証ひょうの問題
試算表の問題
余談:ぼくは30歳前後で日商簿記3級、2級と取りましたが、昔に比べると3級も範囲が広くなりましたね (^^;。
もし難化している今の簿記3級に20時間前後の勉強時間で合格できるなら、かなり簿記・会計のセンスがあると言えます。
そして、完全にテキストに準拠した問題集もおまけで付いてきます。
こちらもカラー刷りで学習しやすい構成となっています。
なぜ日商簿記3級のテキストを無料で配布しているのか?
なぜ、簿記3級のテキストを PDF とはいえ無料で配布しているのか?
「あやしい……」
なんて心配、警戒する必要はないですよ。
というのも、今回のおすすめテキストを用意してくれているのが「CPA 会計学院」という公認会計士の学校だから。
公認会計士の試験に受かるには3000時間~5000時間の勉強時間が必要とされています。
そのうち、最初の最初、日商簿記3級の範囲は20時間~50時間程度。
つまり、簿記3級の範囲って、最初の 1% くらいなんですよね。
だから、サンプルとしてぜひ無料で試してみてください、ということで、デパ地下の総菜コーナーのように味見用の教材を用意してくれているわけです。
とはいえ、一般的な仕事をしている会社員やこれから就職する学生にとって、簿記3級レベルの知識は非常に役に立ちます。
もし実際に資格が取れたら、メリットは小さくないですよ。
たとえば、3級に合格できたなら、フリーランスや小規模の店舗なら、税理士に依頼せずとも自分で確定申告できちゃうくらいの「実利」があります。
会社員なら、経理部のスタッフになったり、営業その他の部門では「簿記・会計にもわりと詳しい社員」とまわりが思ってくれる程度の人材になれたりします。
だから、サンプル教材で挫折したとしても、しっかり「お得」です。
なお、メールアドレスを登録した後は、クーポンやキャンペーンをお知らせするメルマガがCPA会計学院から届くようになります。
しかし、必要なければメールの一番最後にリンクが貼ってある「配信停止」からすぐに止められます。
一行、メールマガジンが届いている自分のアドレスを入れるだけなので、簡単です。
必要でなければ、遠慮なく止めましょう。
おすすめテキストの使い方|パソコンでもタブレットでも(スマホは……)
今の時代、何を勉強するにしても、電子データのテキストがあると便利ですよね。
手元に(スマホやタブレットに)置いておけば、いつでも勉強を始められます。
特に、パソコン上で読むなら非常に使いやすい。
というのも、PDF の場合、広い画面で「目次」機能と「検索」機能が使えるから。
今回紹介したテキストは、最初から章、節ごとに見出しを用意してくれているので、好きなところから参照できます。
また、パソコンであれば、Ctrl + F (注:コントロールキーを押しながら F ボタンを押す)を使うだけで検索窓が開きます。
たとえば、
「敷金(しききん)はどうやって仕訳するんだっけ?」
みたいな疑問も、検索すれば一発で目的地にたどり着けます。
(答え:敷金は「差入保証金」勘定を使います。テキストにも解説があります。)
なお、スマホで読むことも、一応できますが、ちょっと小さいかな。
スマホの場合は、横向きにして幅を広くして読めば、使えます。
【2023年版】簿記3級のおすすめテキストとは?|まとめ
ここまでの内容をまとめておきます。
無料の資料が届いたあとも、特にしつこく勧誘してくることはありませんでした。
さらに、メールが届いたあと、スクールの説明会に参加すれば、「印刷された(冊子の)テキスト&問題集」までもらえる、という特典もあります。
ひと手間かけて冊子(書籍)で実際のテキストを見せてもらいたいなら、オンライン説明会でも大丈夫ですから、参加してみましょう。
もちろん、「そこまでは、まだ考えてなくて……」ということなら、電子メールで届く電子版( PDF )の3級テキストを使わせていただくだけで構いません。
3級の試験に受かってから、次のことは考えればいい。
やってみないと、自分の才能やセンスだってわからないですから。
知り合いの公認会計士も、もともと工学部(情報処理関係)だったそうです。
大学生の時に、簿記と出会って公認会計士にまでなったそうで……。
だから、3級にサクッと受かって、続きも勉強したい、と思えるなら、(公認会計士になれるほどかどうかは別にして)簿記・会計の才能アリでしょう。
簿記の学習を始めるきっかけとしては、リスクはないですし、十分じゃないですか。
とはいえ、いつまでも無料キャンペーンを続けてくれるとは限らないので、気になるならお早めにどうぞ。
もし、キャンペーンが終わっていたらごめんなさい。<(_ _)>
PDF でタブレットやパソコンにダウンロードして使える簿記3級のテキストはないのかな?