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「通関士って未経験者でもなれるの?」なんて、悩むくらいなら無料の転職サイトで検索してみよう

貿易実務・通関士試験

こんにちは。

とあるメーカーで貿易実務に関わって20年超の神高(かんだか)です。

メールで「通関士って未経験でもなれますか?」との質問をいただきました。

神高
神高

転職や再就職を意識しての「疑問、迷い」なんでしょうね。

「はい、大丈夫です」とスクールや通信教育の Q&A なら答えると思いますが、そんな無責任なことは申しません。

じつは、ぼくの答えはいつも同じ。

今の時代、悩むくらいなら「ネットで検索」すればいいんです。

公開されている求人情報を検索するだけなら、「求人サイト」や「転職エージェント」に登録する必要はないですからね。

「通関士って未経験者でもなれるの?」なんて、悩むくらいなら無料の転職サイトで検索してみよう

コンテナヤード外観

「求人サイト」や「転職エージェント」に登録は不要。

疑問:「通関士に未経験から挑戦できるかどうか」

公開された情報だけでも、かなりの「答え」が見つかります。

インディード( indeed )の検索結果|「通関士」x「未経験」

たとえば、リクルートグループの「インディード」は、派遣社員(時給表示)なども含めた求人情報を無料で検索できます。

「通関士」かつ「未経験」で検索した結果がこちら(リアルタイム、今の情報です)。

どうです、「未経験でも通関士試験合格者は歓迎」と読み取れる求人がたくさん見つかったでしょう?

あるいは「通関士資格の取得をサポート」なんで職場を発見されたかも知れません。

地域を限定すれば、さらにイメージしやすくなります。

「通関士」かつ「未経験」かつ「大阪府」で検索した結果がこちら。

物流会社、企業の新しい物流部門はもちろん、大阪港や関西空港での仕事募集が見つかります。

「未経験歓迎」と大きくうたっている求人もありますし、それほどでもないところもあります。

とはいえ、「生活できる程度+α」の収入はいずれも提示してくれていますから「通関士資格を取っても無駄」なんて心配をする状況でないことはわかります。

「そうか、でも正社員の情報も知りたいな」

という方には、もう少し本格的に「非公開の求人情報」を知りたいなら、別の検索方法もあります。

デューダ( doda )の検索結果|「通関士」x(条件)

深田恭子さんの CM が印象的(だった)、大手の転職情報サービス「デューダ( doda )」の検索結果がこちら。

比較的、条件の良い正社員の情報が中心なので、indeed よりもマッチングした件数自体は少ないでしょう。

地域を限定すれば、地方都市だと募集件数は一桁かも知れません。

しかしながら、表示される情報が細かいので、より「募集している職種、ポジション」をイメージしやすい求人内容となっています。

さらに、メールアドレスその他を登録すれば、表に出ていない求人情報もアクセス(検索)できます。

求人を出す側も、

この会社、ずっとこのポジションの求人を出しているな・・・

なんて思われると困る、などの事情もあるでしょうからね。

あるいは、新しいプロジェクトでまだ表に出せない、などなど。

ぼく自身も転職経験者ですが、それでも安易な転職はまったくオススメしません。

しかし、求人の実情を知っておくことで試験勉強や日々の仕事で前向きになれるケースもあるでしょう。

≫【doda】通関士関連の求人情報を調べてみる

求人情報を知ることで、通関士試験のモチベーションアップにも使えます。

貿易の仕事に就きたいのなら「通関士」登録は要りません

通関士試験の合格者へのニーズは、間違いなくあります。

ただ、ときどき勘違いしている方がいらっしゃるので、あえて申し上げますが……。

フォワーダーその他で貿易の仕事に就くだけなら、「通関士」資格は要りません。

「通関士」は「通関業」を行っている企業(法人)に置かれる役職で、書類や NACCS(ナックス)というオンラインを通じて行う「税関とのやりとり」をメインの仕事にしています。

営業がお客さんの窓口をするように、通関士は会社を代表して「税関」の窓口として「対応」するお仕事なのです。

神高
神高

接客のような「対応」ではなく「正しい情報をやりとりするための窓口」という意味でね。

ですから、目指すところが

  • 貿易の仕事に就いてみたい
  • 海外出張や海外駐在のある仕事をしたい
  • 英語力を活かし、仕事の中でもさらに能力を伸ばしたい

なら「通関士資格」はちょっと目的から外れます。

貿易実務を目指す人、就いている人にとって通関士資格は無駄なのか?

では、貿易実務を目指す人、すでに就いている人にとって「通関士資格」が無駄かといえば、そんなことはありません。

「通関士資格」にチャレンジするだけで、 OJT (実地)で貿易手続きを覚えた人とは明らかな差が生まれます。

法律に基づく貿易実務全般への体型的な知識が(ぼんやりとでも)頭に入っていると、通常業務の「意味」を深く理解できるようになるからです。

たとえば、インターネットで調べるにしても、税関に問い合わせるにしても、原則がわかっていれば「答え」を見つけやすい。

インターネットで解決法を探すとき、一番の問題は「何を調べてよいか、わからない」ですからね。

「保税」「蔵置」「修正申告」など、専門用語やその背景知識を知っているからこそ、求める答えに早くたどり着けるのです。

海外営業や海外調達で生きていくだけなら不要です|簿記も最初は悪くない

ここまでの内容をまとめます。

もしあなたが転職ではなく、新卒、あるいは再就職で「海外営業」や「海外調達」を含む「貿易実務」関連の仕事に就こうとしているのであれば、通関士資格へのチャレンジは後回しでまったく問題ありません。

英語や会計の基礎を勉強しておきましょう。

というのも、通関業者への就職活動であれば大きく評価される(これも空きポジションしだいですが)としても、メーカーや商社では「直接、効く」資格ではないからです。

ぼくの場合も、とくに資格を評価されるわけではありませんし、手当も付きません。

しかしながら、貿易周辺の知識量は資格にチャレンジするだけで飛躍的に伸ばせるのも事実。

だから興味があるのであれば、市販の書籍で勉強するなり、通信講座の資料を請求するなり、準備をしておくことをすすめます。

貿易や国際物流の周辺で生きていく、と決めているなら、無駄にはなりませんからね。

≫【doda】通関士関連の求人情報を調べてみる

会計の基礎を勉強してみようかな、と思ったあなたへ|簿記3級ならすぐに始められる

会計の基礎を勉強してみようかな、と思ったあなたへ:

この記事を読んでくださっていて、貿易に関わろうというくらいの方ですから、英語はおそらく得意でしょう。

「じゃあ、先に会計の基礎を勉強しておこうか」と考えた方に、おすすめの無料教材があります。

無料でもらえる理由(わけ)と入手方法は、こちらの記事を参考にしてください。

基礎的な英語と会計、IT の知識、さらに何か一つでも専門分野があれば、どんな時代も生きていけます。

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