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【裏技】Microsoft Teamsの絵文字、追加できるの知ってましたか?

貿易実務・事務処理

こんにちは。

とあるメーカーで貿易実務に関わって20年超の神高(かんだか)です。

コロナウイルスの影響でのテレワーク(リモートワーク)。

神高
神高

会社員の方なら、仕事で Microsoft Teams (マイクロソフトチームズ)を使う場面って、増えていますよね。

ぼくと同じように、製造業や商社で貿易実務に関わっているならば、海外拠点を含めた工場や本社、倉庫から乙仲などを MS Teams でつないで仕事を進める、なんて状況の方も多いことでしょう。

その中心にあるコミュニケーションツールが Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ) なわけですが、少しの工夫でリアクション(反応)用の絵文字(注:英語圏でも Emoji と呼ばれます)をシンプルな拡張機能で追加できるの、ご存じでしたか?

標準でも、笑った顔や泣き顔、あるいは bandit(ならず者(笑))など、十分に個性的ではあります。

しかし、こういう「標準外(ふだんは出てない)」のパレット一覧には出てこないエモい絵文字たち( Emojis、エモジーズ )も、簡単に追加できます。

神高
神高

白状すると、ぼくもいろいろ試しているうちに、できるようになりました。

今回は「標準外の絵文字を追加する方法」をお伝えします。

また、後半では「なぜ、仕事でも面白い(個性的な)絵文字をどしどし使うべきか」について、一緒に考えてみたいと思います。

Microsoft Teamsの絵文字、追加できるの知ってましたか?|Emoji One

まずは、ノーマル絵文字の出し方を復習しておきましょう。

Microsoft Teams(チームズ)の標準的な絵文字は、メッセージを入力するラインの下にある「顔」を押すと一覧で現れます。

いわゆる標準の「トレイ」「パレット」ですね。

この中から好きな絵をクリック(押す、タップする)だけで、本文中に文字絵を入力できます。

ここまでは、「標準の絵文字」です。

いずれも最初から、ちょっとした「アニメーション」になっていましてね。

笑う顔は口を動かしますし、泣く表情なら涙を流します。

そして、もう少しリアクションに変化(バリエーション)が欲しいな、という人向けに「標準外」の絵文字も用意されています。

もし、手元に Microsoft Teams 環境があれば、メッセージ欄に「 :beers(コロンのあとに beers ) 」と打ちこんで試してみてください。

通常のビールの絵(ショートコードの :beer )ではなく、「二つのビアジョッキで乾杯」している絵文字が現れたはずです。

神高
神高

つまり、マイクロソフトの Teams はマウスを動かすのが面倒な時は、本文中に :cry と打てば「泣き顔」が出てくる仕様なんですよ。

他にも、さまざまな絵文字が隠れていて、文字(名称)だけで呼び出せます。

どうやら、Emoji One という団体がマイクロソフトにどんどん使って、と無償で提供してるんですって。

Microsoft といえば、スカイプで話題になった「踊る七面鳥」。

Teams にはないですけど、Skype で「:turkey」と入れるとターキーが表示されましたよね。

ただ残念ながら、絵文字の呼び出しに日本語は使えませんので、試しにいくつかシンプルな英単語を入れてみてください。

最初の数文字でもかまいません。

たとえば、「:gi 」と入力すると、gift、:gift_heart、giraffe などが並び、さらに tone(肌の色) 違いの girl(若い女性) が表示されてますよね。

この機能を知っているだけで、自分らしい絵文字をレパートリーに追加できます。

絵文字の肌の色の多様化は、人種の違い、個性を「 emoji 」にも反映させようという運動に対するインターネット界隈の答えで、Apple(アップル社) など他社も同様の対応をしています。

Teams では、slack(スラック)のように自前のカスタム画像は追加できないようです。とはいえ、このオプション機能でたくさんの「標準外」絵文字( emoji )が使えます \(^_^)/ ヤッタ!

Teams で使える絵文字の一覧を見たい時はマイクロソフトの公式サイトへ

Teams で使える絵文字の一覧を見たい時は、マイクロソフトの公式サイトをたずねてみましょう。

(下の画像をタップすると、公式サイトに飛べます)

Emoji One の拡張版までは載っていませんが、日常的なコミュニケーションツールとしては十分でしょう。

ショートカットでのスタンプの出し方も解説がありますから、素早くキーボードだけで入力できます。

🙂 なんて、直感的で憶えやすい。

まあ、勝手に変わって面倒な時もあるのですが・・・。

神高
神高

そんなときは、’:-) なんて感じで変換される文字の前にクオーテーション(’)などを入れると、絵文字に変換されなくなりますよ。

さて、一見、ふざけているように見える絵文字。

でも、使える絵文字の種類が多いとコミュニケーション上、メリットも大きい、とぼくは考えています。

もっと、仕事上のコミュニケーションに絵文字を使うべきじゃないか。

そのように考える3つの理由をお話します

Teams のコミュニケーションに絵文字を使った方が良い3つの理由

coffee and telephone

仕事に絵文字を使うなんて不真面目だ、けしからん、という意見の方もいらっしゃるでしょうが、ぼくは仕事でも「絵文字」をどしどし使うべきだと考えている一人です。

理由を「三つ」挙げます。

絵文字のリアクションなら、返信する人の精神的な負担が少ない|理由①

絵文字のリアクションなら、返信する人の精神的な負担が少ない。

絵文字を使う最初の、そして最大の理由はこれです。

  • 「いいですね」(Teams の新機能を情報共有した時、など)
  • 「それは残念でした」(事務所のコピー機が壊れた、など)
  • 「びっくり。おどろきです」(オフィスにネコが現れた、など)

この程度の文章を打つにしても、それなりに人はエネルギーを使います。なぜなら、

  • 「いいですね、なんて上から目線と思われないだろうか」
  • 「残念なのに、あえて追い打ちをかけなくても……」
  • 「ビックリした、なんておおげさかなぁ」

なんて、余計なことを考えてしまうから。

でも、これが絵文字であれば、不思議と心の負担なく押せます。

ましてや、二人目だったら楽勝で「いいね」その他の Emoji を押せるんじゃないですか?

「親指を立てるしぐさ」と「笑顔」を組み合わせる、なんて表現もできますしね。

絵文字の種類が増えたため、多種多様な感情を表現できるようになった|理由②

絵文字の種類が増えたため、多種多様な感情を表現できるようになる。

これが二つ目の理由です。

たとえば、先ほどの「ビールジョッキを重ねる絵」なんて、昔にはなかった。

でも、「初受注できました」「ギリギリ、現地に貨物が到着していました」なんて出来事に「ビールで乾杯」を重ねるなんて、考えるだけで楽しくなりませんか?

動物を登場させるのも乙ですし、しゃれで鬼や悪魔を登場させてもいい。

bandit という覆面のならず者(山賊?)を、ぼくは時々使います。

絵文字にばかり凝るのも考え物ですが、しかめっ面をキープしたからといって、幸運が舞い込むわけでもありません。

ここは、昔の自分より「表情豊か」に仕事仲間と向き合ってみてはいかがでしょう。

どんなリアクションも、次の情報発信(情報共有)のモチベーションになる|理由③

どんなリアクションも、次の情報発信(情報共有)のモチベーションになる。

これが3つ目の理由です。

特に絵文字であれば、ほぼすべてのリアクションを好意的に受け取ることができるでしょう。

そして、反応があれば

「これは情報共有しておいた方が便利かな?」

程度のアイデア、発見でもチャンネル(スレッドでの発言、コメント)に上がってくるようになります。

好循環が生まれて、気づきを互いに持ち寄るようになる。

かなりの大企業でも、あるいはぼくの属するような中小企業でも、「ありふれた人々」が集まって仕事をしています。

「自然と交流が生まれる」仕組みがなければ、これからの時代は厳しいでしょう。

Teams の「絵文字」と「メンション」は、そのカギになると睨んでいます。

Teams のメンションは、メール通知とも併用できますからね。

Microsoft Teamsの絵文字から生まれる「三人寄れば文殊の知恵」

ここまでの内容をまとめます。

Microsoft Teams を使っていると、子供のころ、おばあちゃんに「三人寄れば文殊の知恵」と言われたのを思い出します。

3人から5人のチームでも、他人がいろいろなことを考え、多彩なアイデアを持っていることに気がつくからです。

特に「ネット検索(けんさく)」の得意な人が一人チームにいると、圧倒的に作業がはかどる経験、あなたもされてるんじゃないですか?

1人1人の得意分野を持ち寄って、「個人商店」から「チーム」に成長したい

ぼくは、それなりの規模(小さい、という意味で)の一部上場企業と中小企業、どちらも経験しています。

そして、いずれも「個人商店」というか、「人に仕事が付いていく」感覚が抜けません。

異動になった結果、仕事も部署を越えて移った、なんて光景を見てきましたし、自分も経験があります。

でも、Microsoft Teams が広まれば、一人ひとりの得意分野を持ち寄れます。

現場に強い人、異分野に詳しい人、一見ふざけた人。

あらゆる人が戦力になれる。

いくら優秀ぶっていても、一人の知識や経験なんて、たかが知れています。

そんな当たり前のことを、Microsoft Teams を通じて感じるんですよ。

がんばろうぜ、日本。

貿易実務・事務処理
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管理人の自己紹介
この記事を書いた人
Tohma Kandaka

神高 十真(かんだか とおま)
1974年生まれ
地方企業(メーカー)の海外営業職
貿易実務、英語などを一緒に学ぶビジタブル|busitable の中の人
通関士試験合格(3科目)、英検1級、TOEIC 900点-(計測中)、日商簿記2級、知財技能士2級など

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