こんにちは。
とあるメーカーで貿易実務に関わって20年超の神高(かんだか)です。
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コロナウイルスの影響で、Microsoft Teams (マイクロソフトチームズ)をそれなりの人数で使うことが増えてきました。
ぼくの勤める会社でも、 Teams(マイクロソフト・チームズ) が導入されましてね。
絵文字( Emojis )を使ったチャットだけでなく、すでに何度もオンライン会議を経験しています。
ただ、パソコン版の Teams アプリ、ときどき会議中に落ちちゃうんですよ。
エクセルやパワーポイントなどの資料を画面共有していたのに、カクカクってなって、デスクトップアプリ全部が立ち上がらなくなってしまう。
あなたの環境では、そんなこと、ないですか?
そんな時にぼくが試したあれこれを「3つの対策(対処法)」に整理してご紹介します。
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環境次第ですし、必ずしも再現性もないはずですから、結果としてうまく動かなくても怒らないでくださいね。
ちなみに、Teams(チームズ)のブラウザ版は起動できるのに、デスクトップ版のアプリが起動できないときは「アプリのキャッシュ(残っているデータ)」を疑ってみましょう。
具体的な対策は、パソコンの「再起動」です。
すみません、ありがちな解決策で(;^_^A
Microsoft Teamsが落ちる時の対処法|いろいろ試したけど、結局……
Teams のアプリが何度も落ちる時、気を付けたいのは以下のポイントです。
- 「クラウドサーバー」に無理な仕事をさせていないか?
- 「回線(通信能力)」に無理な仕事をさせていないか?
- 「パソコンやスマホ」に無理な仕事をさせていないか?
マイクロソフト・チームズ( Microsoft Teams )の会議システムって、はるか遠くに働き者のサーバー(給仕係)がいるようなものです。
やることはたくさんあって、たとえば、
- Aさんから受け取った「もの」「情報」をBさんに間違いなく、正しく、紛失することなく渡す。
- 二人、三人、あるいは大勢から情報(動画や音声、テキスト)や指令を受けとり、即座に適切な人に渡す。
- 不正な方法で侵入、割込みしようとする悪い奴らをブロック。通信ケーブルを適切に差し替え続ける。
なんて、一旦、会議が始まればサーバーは大忙し。
お盆の上のお茶をこぼさないように戦っているジャッキーチェンとか、そんなイメージかな。
それがマイクロソフトの Cloud Server(クラウドサーバー、給仕する人)の役割です。
ですから「受け取った情報を適切に渡す能力(処理量、リソース)」と「情報を送るケーブルの能力(帯域)」を見ながら、必要に応じて仕事量を減らしてあげると、うまく働いてくれます。
あとは、あなたのパソコンやスマホ( iPhone や Android )の能力ですね。
ここからは、Teams のアプリが落ちるときの具体的な対策をお伝えします。
Microsoft Stream による会議の録画をあきらめる|対策①
Microsoft Stream による会議の録画をあきらめる。
これが一つ目の対策です。
Teams には、マイクロソフト ストリーム( Microsoft Stream )と連携して会議を録画する機能があります。
ボタン一つで録画開始でき、すぐに組織内で動画を共有できるので便利ですよね。
パワーポイントに音声を付けて、職場の後輩に資料として渡したり。
しかし、どうも録画をしていると Teams のアプリが落ちやすい。
ぼくは、そんな経験を何度かしています。
マイクロソフトのサーバーなら十分な能力があるはずなので、落ちるのはおかしい。
たしかに。
とはいえ、一時的にパソコン内のメモリ、ストレージ( HDD や SSD )を食いますから、アプリが2度、3度と落ちるのであれば、会議の録画を少しの時間、止めてみましょう。
それで動くなら、今回の録画はあきらめざるを得ません。
緊急避難的に、スマホの録音機能(ボイスレコーダー)で録音しておけばひとまず安心です。
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会議中の映像はなくとも、資料と音声があれば議事録は作成できるでしょう?
画面の共有ではなく、ファイルや画像の共有をつかう|対策②
社内の会議で Teams を使うのであれば、極力、ファイルを事前に共有しておく。
これが二つ目の対策です。
PDF にしても、パワーポイントにしても、事前に送付するなり OneDrive に置くなりしておけば、会議の途中で画面共有せずに済みます。
電子メールと電話会議の時代はそうしていたはずなのに、Teams になると簡単に画面共有(デスクトップ共有)できるので、ついつい機能に頼りがち。
しかし、間違いなく回線とサーバーに負荷がかかります。
一番簡単な「事前共有の方法」は、チーム内の「会話(掲示板みたいな機能)」を使うことです。
「ファイル」内に置かれた資料は、チームに招待された「メンバー」と「所有者」しか開けません。
あるいは、先にメールで資料を送っておくのも一案です。
OneDriveが使える Microsoft 365 ( Office 365 )E1 などがあるなら、ログインした者同士、楽に「ファイル共有」できますからね。
「ファイル」に置かれた資料をパソコンにインストールされたデスクトップアプリ( Acrobat Reader や デスクトップ版(オンプレミス版)の エクセルやパワーポイントで開くことで、サーバー、回線の負荷を減らせます。
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ごめんなさい、通信量などを測ってはいないので個人の感想です(笑)。真相はわかりませんけど、リアルタイムでない分、画面の共有よりは負荷が低いでしょうね。
最初の挨拶が終わったら、できるだけカメラを切る|対策③
最初の挨拶以外が終わったら、カメラをオフにする。
これが三つ目の対策です。
Youtube(ユーチューブ) などの動画サービスはデータをたくさん消費しますよね?
Teams は発言者に自動でカメラを向けるなど、動画による負荷を減らす工夫はみられますが、それでもライブストリーミング(生配信)はデータ容量が大きいだけに、サーバー、回線、パソコンやスマホ、すべてに負担をかけます。
ですから、リモートワークでカメラの常時 ON を強要にされている、なんてことでもない限り、カメラは切りましょう。
ただ、社外(特に顧客や取引先)との打ち合わせの場合は、表情の変化も大切な情報ですから、できるだけカメラを切らないようにしたいですけどね。
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リモートワーク中はカメラを常時 ON!なんて会社もあるんですかねぇ。ないと思うけど、案外、あったりして……(苦笑)
Microsoft Teamsが落ちる時の対処法|いろいろ試したけど、結局……【まとめ】
ここまでの内容をまとめます。
Microsoft Teamsが落ちる時の対処法|いろいろ試したけど、結局……
マイクロソフトのクラウドサーバー自体は、誰しも同じ条件でしょう。
Office 365 の E1 と Business Basic では多少、優先度が違う可能性もありますが、あからさまな区別(処理能力の差)はないはずです。
しかし、回線とパソコン・スマホは個人差がありますし、相手の回線の状況にも拠ります。
ですから、今回、紹介した対策も効くかどうかはケースバイケースじゃないかな、と。
とはいえ、マイクロソフトの傘下となる前のスカイプなどを使ってきた経験から、今回の3つの対策は様々な環境でも効くと思います。
あなたの次のリモート会議が成功しますように。